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J-GLOBAL ID:201702244578314030   整理番号:17A0792372

DCIR1の欠如はマウスにおける内毒素血症肝炎の死亡率を減少させる【Powered by NICT】

Absence of DCIR1 reduces the mortality rate of endotoxemic hepatitis in mice
著者 (8件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 704-712  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0462B  ISSN: 0014-2980  CODEN: EJIMAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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樹状細胞免疫受容体(DCIR)は免疫受容体チロシンに基づく阻害モチーフ(ITIM)をもつC型レクチンである。DCIR1欠損マウス(Dcir1~ / マウス)は加齢に伴う慢性関節炎に対するより高い感受性を示し,DCIR1はそのITIMを介して免疫調節に関与していることを示唆した。しかし,急性免疫応答におけるDCIR1の役割は明らかではない。本研究では,著者らは急性実験的肝炎におけるその役割を探った。D-ガラクトサミンとリポ多糖類の注入で,Dcir1~ / マウスは,アラニンアミノトランスフェラーゼの減少した死亡率と血清中濃度を示した。早発性肝炎では,主として炎症および肝細胞アポトーシスを引き起こすTNF-αの血清レベルはWTマウスよりもDcir1~ / マウスで有意に低かった。Dcir1~ / マウスの肝臓では,好中球および他の白血球の流入は減少した。一貫して,CXCL2/MIP 2ではなく,好中球走化性ケモカインCXCL1/KCのレベルはWTマウスよりもDcir1~ / マウスで低かった。しかし,CXCL1/KCにDcir1~ / 好中球の走化性は正常に見えた。過バナジウム酸処理はDCIR1とSrc相同性領域2ドメイン含有ホスファターゼ(SHP) 2の結合を誘起し,これはCXCL1/KC発現をもたらした。これらの結果は,DCIR1はエンドトキシン血症肝炎の増悪に関与する致死肝炎に対する新しい治療標的を提供することを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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免疫反応一般 
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