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J-GLOBAL ID:201702244593091716   整理番号:17A1386843

ポリ塩化ビニルの熱分解からの有害化学物質の生成を抑制するCO_2利用【Powered by NICT】

Utilizing CO2 to suppress the generation of harmful chemicals from thermal degradation of polyvinyl chloride
著者 (8件):
資料名:
巻: 162  ページ: 1465-1471  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0750A  ISSN: 0959-6526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ポリ塩化ビニル(PVC)の熱分解における二酸化炭素(CO_2)の役割に重点を置いた。これを行うために,N_2のそれと比較することによってPVCの熱分解に及ぼすCO_2の影響を探究するために実施した系統的実験的研究。N_2とCO_2におけるPVCの熱重量分析(TGA)一連のN_2とCO_2におけるPVCの熱分解,N_2の場合と比較してCO_2によるもの物理的面(すなわちPVCの解重合の開始及び終了温度)はほぼ無視できることを確認し特性化した。N_2とCO_2のDTGおよびDSC曲線の両方は同一であったので,この現象も微分サーモグラム(DTG)と示差走査熱量計(DSC)により証明した。N_2とCO_2におけるPVCの熱分解から発生したCOの濃度プロファイルは有意に異なっていた:CO生成増強が,CO_2の存在下で発生した。この観察はCO_2の真の役割は,PVCの熱分解のための炭素源(すなわち,炭素スカベンジャーとして作用する)を消費することであることを示唆した。もベンゼン誘導体と多環芳香族炭化水素(PAHs)のような有害な化学化合物の形成を抑制するための有利な条件を提供した。CO_2におけるPVCの熱分解から生成した熱分解生成物中の油の質量部分たN_2のそれより低かった。これらの特定の熱分解挙動をCO_2の真の役割によって説明されるかもしれない:PVCの熱分解から発生する揮発性有機炭素(VOCs)の強化された熱割れ。本研究の知見は,強く熱処理におけるCO_2を用いた有害化学種のその場緩和および/または減少のための手段を提供するので,CO_2は難分解性廃棄物の熱的処理に効果的に適用できることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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