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J-GLOBAL ID：201702244612516185   整理番号：17A0502951

異なるスギ材を使用した居住空間がヒトの心理および作業性に及ぼす影響

著者 (16件)： 本傳晃義 (九大 大学院) ,  羽賀栄理子 (九大 大学院) ,  中島大輔 (九大 大学院) ,  鷲岡ゆき (九大 大学院) ,  吉村友里 (九大 大学院) ,  藤本登留 (九大 大学院) ,  清水邦義 (九大 大学院) ,  山田祐樹 (九大) ,  永野純 (九大) ,  岡本剛 (九大) ,  石川洋哉 (福岡女大) ,  大貫宏一郎 (近畿大) ,  渡邉雄一郎 (トライ・ウッド) ,  岡本元一 (トライ・ウッド) ,  井上伸史 (トライ・ウッド) ,  安成信次 (安成工務店)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 67th  ページ： ROMBUNNO.G17-09-1030  発行年： 2017年02月27日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,異なる木質居住空間が,PC課題を行うヒトに与える影響を調査した。実験参加者として,健康な女性14名が,スギ無垢材を内装に使用した実験棟(A棟群)と,ビニルクロスを内装に使用した実験棟(B棟群)で,異なる日に1回ずつ(計2日間)参加した。実験デザインは,無作為化単盲検クロスオーバー試験とした。実験棟内で,約40分間PC課題を行い,その前後に唾液アミラーゼ,血圧,脈拍数を測定し,さらに気分プロフィール検査を行った。PC課題の誤答率を群間で比較した結果,A棟で有意に低い値を示した。A棟群において,POMSの混乱尺度が,実験前に比べ,実験後に低い有意傾向を示した。実験前後におけるPC課題の誤答率の変化量と,POMSのTMD得点の変化量に有意な正の相関が認められた。以上より,A棟では,心理ストレスを抑制した結果,誤答率が低い値を示したと考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *住環境 ,  *内装材料 ,  *スギ材 ,  作業性 ,  女性 ,  α-アミラーゼ ,  血圧 ,  脈拍 ,  心理テスト ,  ストレス ,  唾液α-アミラーゼ
準シソーラス用語： POMS ,  ビニルクロス ,  気分プロフィール検査 ,  唾液アミラーゼ

分類 (1件)： 建築環境一般  (RB02010T)

タイトルに関連する用語 (4件)： スギ材 ,  居住空間 ,  ヒト ,  心理