文献

J-GLOBAL ID：201702244651879498   整理番号：17A0704600

新生児マウス皮膚から供給される無細胞皮膚マトリックス(ADM)上の間葉系幹細胞は成体の皮膚創傷治癒中の肉芽組織のコラーゲン再構成を調節する【Powered by NICT】

MSCs on an acellular dermal matrix (ADM) sourced from neonatal mouse skin regulate collagen reconstruction of granulation tissue during adult cutaneous wound healing

著者 (6件)： Chen Maosheng (MOE Key Laboratory of Laser Life Science, College of Biophotonics, South China Normal University, Guangzhou, Guangdong, China. [e-mail] [e-mail]) ,  Jin Ying ,  Han Xue ,  Wang Ning ,  Deng Xiaoyuan ,  Liu Hanping
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 37  ページ： 22998-23010  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 成人における全層皮膚創傷修復は通常非再生治癒,無秩序と非機能性線維性組織を生成した。無細胞皮膚マトリックス(ADM)足場上での間葉系幹細胞(MSC)は,現在,創傷治癒改善のための有望な戦略であると考えられている。細胞外マトリックス(ECM)は創傷治癒に重要な役割を果たすを認識していると,ECMの性質は,修復結果を変えることが予想される変化。最小または無瘢痕組織形成と胎児皮膚における類似の再生プロセスに触発されて,本研究では,1日齢マウス皮膚から供給されたADM足場を紹介した。成人全層創傷治癒時の肉芽組織のコラーゲン再構成に及ぼすその影響を明らかにし,20週齢マウス皮膚からのそれと比較した。高度非線形光学二光子蛍光(TPF)および第二高調波発生(SHG)イメージングは,MSCの活性と肉芽組織の形成をモニターintravitallyと三次元的に使用した。肉芽組織におけるコラーゲン含有量の動的変化は合成と分解の観点から分析した。関連コラーゲン蛋白質,I型およびIII型コラーゲン(Col-IとCol III)およびマトリックスメタロプロテイナーゼ-13(Mmp13)は転写,翻訳および沈降レベルで評価した。結果は,ADM特性の結果としてリモデリング特性に有意差があったことを示した。1日齢ADM+MSC処理は,Col III発現のアップレギュレーション,Col-IのダウンレギュレーションともMmp13のダウンレギュレーションを誘導した。1日ADM+MSC処理は高いIII型コラーゲン沈着と肉芽組織におけるCol III/Col Iのより高い比率を引き起こした。1日齢皮膚E CMから誘導したADMは20週齢皮膚E CM,生じた増強血管新生,TGFβ_1のダウンレギュレーションと再上皮化促進と肉芽組織のより速く,より構成的,組成的に適切な形成から誘導されたADMより優れていた。これらの結果は,1日齢の皮膚E CMから誘導したADMは成体の創傷治癒のための良好な生体材料であることを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： TGFβ ,  画像処理 ,  *再構成 ,  細胞外マトリックス ,  成人 ,  *創傷治癒 ,  瘢痕 ,  *肉芽組織 ,  アップレギュレーション ,  *治癒 ,  血管新生 ,  *間葉系幹細胞 ,  *コラーゲン ,  ダウンレギュレーション
準シソーラス用語： 生体材料 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (12件)： 新生児 ,  マウス ,  皮膚 ,  無細胞皮膚マトリックス ,  ADM ,  間葉系幹細胞 ,  成体 ,  皮膚創傷治癒 ,  肉芽組織 ,  コラーゲン ,  再構成 ,  調節