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J-GLOBAL ID:201702244668036287   整理番号:17A0091033

キトサン少糖類はリポ多糖類(LPS)誘導子ブタにおけるカルシウム感受性受容体(CaSR)を活性化することにより腸炎症を軽減する

Chitosan Oligosaccharide Reduces Intestinal Inflammation That Involves Calcium-Sensing Receptor (CaSR) Activation in Lipopolysaccharide (LPS)-Challenged Piglets
著者 (17件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 245-252  発行年: 2016年01月13日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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キトサン少糖類(COS)は抗酸化,抗炎症,および抗細菌効果をもつキトサンの分解成生物である。本稿では,腸炎症応答とカルシウム感受性受容体(CaSR)および核転写因子カッパB(NF-κB)に対する食餌性COSの効果をリポ多糖類(LPS)誘導子ブタモデルを用いて調べた。40頭の離乳子ブタを2×2要因配置法に用い,主因子を食餌性処理(基礎または300μg/kgCOS)と炎症誘発(LPSまたは食塩水)とした。処理開始後の14日と21日の朝に,子ブタ腹腔内に大腸菌LPSを体重の60と80μg/kg注入し,また同量の殺菌食塩水を注入した。血液と小腸試料を,それぞれ,14または21日に収集した。その結果,LPS誘導子ブタが平均体重と増加:飼料比および空腸と回腸における組織病理学的損傷を有意に減少させ,一方,COSを補足した子ブタはLPSにより誘導された腸損傷を改善したことを示した。COS飼料を与えた子ブタは,LPS誘導子ブタ間で基礎飼料を与えた子ブタより腫瘍壊死アルファ(TNF-α),インターロイキン(IL)6とIL-8および事後炎症性サイトカインmRNA腸豊度が低いことを示した。これらの発見により,COSが腸炎症を減少させ,これは炎症刺激下でCaSRの活性化とNF-κBシグナリング経路の阻害と共存することを示した。
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
少糖類  ,  豚  ,  細胞膜の受容体  ,  腸  ,  その他の動物病 

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