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J-GLOBAL ID:201702244685623253   整理番号:17A0500384

6-(3,5-ジアミノ-2,4,6-トリアジニル)-2,2′-ビピリジンのFe(II)スピンクロスオーバー錯体の光磁気特性ならびに二次元および三次元二金属シュウ酸系ネットワークへのその挿入

Photomagnetic properties of an Fe(ii) spin-crossover complex of 6-(3,5-diamino-2,4,6-triazinyl)-2,2′-bipyridine and its insertion into 2D and 3D bimetallic oxalate-based networks
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巻: 46  号:ページ: 2680-2689  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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L1配位子(L1=6-(3,5-ジアミノ-2,4,6-トリアジニル)-2,2′-ビピリジン)のFe(II)錯体がシュウ酸系ネットワークの成長のための鋳型カチオンとして利用された。[FeII(L1)2](ClO4)2・CH3CN(1)前駆体の固体状態での磁気特性化がはじめて実行され,低スピン(LS)状態が2Kから400Kの範囲で優勢で,約350Kでゆるやかな不可逆的スピンクロスオーバーを起こすFe(II)が10%であることを示す。(1)は,光誘起励起スピン状態捕捉(LIESST)効果を25%に近接する光変換と49KのT(LIESST)と共に示す。(1)の合成過程で,式[FeII(L1)(CH3CN)2(H2O)](ClO4)2・CH3CN(2)の2次生成物が得られた。(2)の磁気特性化は,これが高スピン(HS)Fe(II)を含むことを示す。(1)は,2つの新規シュウ酸系化合物,式[FeII(L1)2][MnIICrIII(ox)3]2・(CH3NO2)6・(CH3OH)・(H2O)2(3)の2D化合物と式[FeII(L1)2][MnIICrIII(ox)3]2・(CH3CN)3(4)の3D化合物を合成条件を変化させて与えた。磁気測定は,(3)に挿入されたFe(II)カチオンが,2Kから40Kの範囲でLS状態を維持し,~20%の部分的な不可逆的スピンクロスオーバーを高温で示すことを明らかにする。(4)の大部分のFe(II)錯体は,2Kから230Kの範囲でLS状態を維持し,230Kから400Kの範囲で~50%の部分的な不可逆的スピンクロスオーバーを示す。(3)と(4)は,LIESST効果を示さない。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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第6族,第7族元素の錯体  ,  鉄の錯体  ,  有機化合物の磁性 
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