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J-GLOBAL ID:201702244686429908   整理番号:17A0856428

ガラス繊維の表面改質のためのりん含有シランカップリング剤の合成:ポリ(1,4 ブチレン テレフタラート)における効果的な強化と難燃性【Powered by NICT】

Synthesis of phosphorus-containing silane coupling agent for surface modification of glass fibers: Effective reinforcement and flame retardancy in poly(1,4-butylene terephthalate)
著者 (14件):
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巻: 321  ページ: 257-267  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,低酸化状態のりん元素を含む新規シランカップリング剤,N-ジフェニルホスホリル-3-アミノプロピルトリエトキシシラン(P APTES),3-アミノプロピルトリエトキシシラン(APTES)とジフェニルホスフィン塩化物との求核置換反応により合成した。核磁気共鳴およびFourier変換赤外スペクトルの結果はPAPTESの合成に成功したことを示した。市販ガラス繊維(GF)は,焼成した表面改質剤を除去し,次にそれぞれAPTESとPAPTESで修飾した。APTES修飾GF(A m GF)とPAPTES修飾GF(P m GF)は,それぞれポリ(1,4 ブチレン テレフタラート)(PBT)に添加したホスフィン酸アルミニウム(AlP)を含む難燃性複合材料を調製した。m GFと比較して,PBTとPBT/AlPにPm GFの導入はPm GFとPBTマトリックス間の良好な界面相溶性のために改良された引張特性をもたらした。熱重量分析は,ガラス繊維表面上の改質剤PAPTESは残基収率を改善し,PBTの質量損失速度を低減できることを実証した。燃焼性試験の結果は,PBT複合材料の難燃剤特性はPm GFとAlPの間の相乗効果によって有意に増強されることを示した。残留分析は,より緻密で連続チャー残渣はPBT/P m GFとPBT/P m GF/AlP複合材料のGF表面,界面火炎を抑制する界面エネルギーを減少させることに包まれたことを示した。全体として,PBT/P m GF/AlP複合材料は機械的性質と優れた火災安全性能を有望で強化した難燃性高分子材料として実行可能な選択肢であることが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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吸着,イオン交換 

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