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J-GLOBAL ID:201702244697754634   整理番号:17A0568657

遺伝解析と流況分析を用いたヤナギ類の侵入・定着機構の解明

著者 (5件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: I_1045-I_1050(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0103B  ISSN: 2185-467X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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全国の河川で,河道内でヤナギ類が過剰に繁茂した樹林化が進行している。樹林化は,洪水時の流下能力の低下などの治水上,および生物多様性への悪影響など,環境上の課題である。河道の掘削箇所において,供給源となる上流区間から河川を経由した冠水により,ヤナギ類の種子が侵入定着することが予想されている。本研究では,河道掘削後,ヤナギ類がどこからどのように掘削箇所に侵入定着するのか解明するものである。高水敷の切り下げ等の河道掘削を実施した木曽川水系揖斐川をケーススタディとして,河道掘削後約10年間に着目し,風向・流況・地形・植生資料解析,ヤナギ類の現地調査・葉採取等を行った。その結果,河川の流速は,低水路内の水位が高いほど速くなり,より上流側遠方域に位置する種子が,冠水により掘削箇所へ到達することができる可能性が示唆された。今後,ヤナギ類の植生分布や流況,風向などから見た上流区間等周辺流域との関係性を反映した河川整備計画,河川維持管理計画の策定が必要である。
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著者キーワード (4件):
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河川工事  ,  植物形態学・解剖学 
引用文献 (10件):
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