抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:肥満患者における血中脂質異常とヘマトクリット(HCT)の変化及びその発展結果との関係を検討する。方法:150例の血中脂質異常の肥満患者を観察群とし、50例の健常者を対照とした。関連する体格指数を測定し、ボディマスインデックス(BMI)、ウエスト・ヒップ比(WHR)を計算し、2群の血清総コレステロール(TC)、トリグリセリド(TG)、高密度リポ蛋白コレステロール(HDL-C)、低密度リポ蛋白コレステロール(LDL-C)を測定し、2群のヘマトクリットを測定した。観察群の患者のHCTレベルにより3群に分け、3年間フォローアップし、その発展結果を問い合わせた。結果:観察群のHCT、TC、TG、LDL-Cはいずれも対照群より顕著に高く(P<0.05)、HDL-Cは対照群より明らかに低かった(P<0.05)。TC,TG,HDL-C,LDL-Cは,HCTと相関していたが(P<0.01),脂質異常に関連する危険因子は,HCT,BMI,およびWHRを含んでいることが示されたが,それらは,有意に相関していた(P<0.01)。HCTの高いレベルの患者の心脳血管疾患の発生率は低いレベルと中レベルの患者より明らかに高かった(P<0.05)。結論:血中脂質異常の肥満患者のHCTレベルは明らかに上昇し、HCTと血中脂質異常と密接な関係があり、肥満、HCTレベルの上昇は血中脂質異常発生の危険因子であり、HCTレベルの高い血脂異常者は心脳血管性疾患のリスクがより大きい。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】