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J-GLOBAL ID：201702244740044229   整理番号：17A0229479

ホスト-ゲスト錯形成を仲介とするプロパン/メタン分離を目的としたピラー[5]アレーンに基づく共役ミクロ多孔性ポリマ

Pillar[5]arene Based Conjugated Microporous Polymers for Propane/Methane Separation through Host-Guest Complexation

著者 (6件)： TALAPANENI Siddulu Naidu (Korea Advanced Inst. of Sci. and Technol. (KAIST), Daejeon, KOR) ,  KIM Daeok (Korea Advanced Inst. of Sci. and Technol. (KAIST), Daejeon, KOR) ,  BARIN Gokhan (Univ. California, California, USA) ,  BUYUKCAKIR Onur (Korea Advanced Inst. of Sci. and Technol. (KAIST), Daejeon, KOR) ,  JE Sang Hyun (Korea Advanced Inst. of Sci. and Technol. (KAIST), Daejeon, KOR) ,  COSKUN Ali (Korea Advanced Inst. of Sci. and Technol. (KAIST), Daejeon, KOR)
資料名： Chemistry of Materials  (Chemistry of Materials)
巻： 28  号： 12  ページ： 4460-4466  発行年： 2016年06月28日 
JST資料番号： T0893A  ISSN： 0897-4756  CODEN： CMATEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トリフラート官能化ピラー[5]アレーンと1,4-ジエチニルベンゼン,および4,4′-ジエチニル1,1′-ビフェニルリンカとのSonogashira反応により,ピラー[5]アレーンが組み込まれた共役ミクロ多孔性ポリマ(P5-CMPs)を合成した。ピラー[5]アレーンの固体でのプロパンへの親和性を調べた。P5-CMPsのプロパンに対する無被覆状態での等量吸着熱Q_stは53kJ/molであって,通常の多孔性固体での値よりはるかにより高く,また,負荷の増加に伴うQ_stの変化傾向も通常とは逆で,次第に~35kJ/molへと減少した。プロパンとピラー[5]アレーンとの間での多重のC-H/π相互作用,すなわちプロパンの直径とピラー[5]アレーンの空隙とが完全に一致していて,強い超分子的ホスト-ゲスト錯体が形成されている。P5-CMPsは模擬天然ガスからのプロパン分離を大きく促進した。

シソーラス用語： *ホスト-ゲスト化合物 ,  *ガス分離 ,  重合体 ,  多孔性 ,  包接化合物 ,  Sonogashira反応 ,  表面被覆 ,  被覆率 ,  吸着熱 ,  機能性高分子 ,  分子間相互作用 ,  錯体生成 ,  大環状化合物 ,  アルカン
準シソーラス用語： ミクロ多孔性 ,  *共役ポリマ ,  超分子相互作用 ,  等量吸着熱

分類 (4件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  分子化合物  (CE02000C) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  吸着,イオン交換  (XD02060I)

物質索引 (6件)： 1,4-ジエチニルベンゼン ,  4,4′-ジエチニル-1,1′-ビフェニル ,  トリフラート ,  ピラー[5]アレーン ,  プロパン ,  メタン

タイトルに関連する用語 (9件)： 錯形成 ,  仲介 ,  プロパン ,  メタン ,  ピラー ,  アレーン ,  共役 ,  ミクロ多孔性 ,  ポリマ