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J-GLOBAL ID：201702244801384924   整理番号：17A0891361

修正熱交換器表面の経時変化と熱的調整-結晶化ファウリングに対する影響

Aging and Thermal Conditioning of Modified Heat Exchanger Surfaces-Impact on Crystallization Fouling

著者 (7件)： SIEBENECK Karl (Technische Univ. Braunschweig, Braunschweig, DEU) ,  LUEKEN Johannes (Technische Univ. Braunschweig, Braunschweig, DEU) ,  LU Yan (Technische Univ. Braunschweig, Braunschweig, DEU) ,  BIALUCH Ingmar (Fraunhofer Inst. for Surface Engineering and Thin Films (IST), Braunschweig, DEU) ,  STEIN Christian (Fraunhofer Inst. for Surface Engineering and Thin Films (IST), Braunschweig, DEU) ,  AUGUSTIN Wolfgang (Technische Univ. Braunschweig, Braunschweig, DEU) ,  SCHOLL Stephan (Technische Univ. Braunschweig, Braunschweig, DEU)
資料名： Heat Transfer Engineering  (Heat Transfer Engineering)
巻： 38  号： 5-8  ページ： 818-828  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： C0903A  ISSN： 0145-7632  CODEN： HTEND2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱交換器の伝熱管表面への結晶化ファウリングに対するクリーニングの効果について,表面自由エネルギーを指標として実験的に調べた。初めに,表面自由エネルギーのYoungの式を示し,幾つかの流体の接触角計測データを援用したOWRK法および酸-塩基法による同エネルギー値の算定手順を説明した。SUS316L鋼の表面上にDLC(a-C:H)またはSICON(a-C:H:Si:O)をコーティングした試験片(80mm×20mm×1.5mm)に対して酸処理(硝酸,50°C/0.5時間),塩基処理(水酸化ナトリウム,50°C/0.5時間),または高温浸漬(水中90°C/72時間,または空気中500°C/2時間等)の表面処理を行い,CaSO₄水溶液(0.027モル/l,42°C)のチャネル流れによるファウリング試験で熱抵抗を逐次,測定した。表面自由エネルギーと熱抵抗の各表面処理前の初期クリーン状態の値と処理後の経時変化,およびファウリングの誘起時間と結晶化ファウリングの成長速度等の測定結果を図示した。考察の結果,1)高温浸漬クリーニングにより表面自由エネルギーおよび塩基相互作用に関わる電子ドナー(γ^-)成分が増加することにより,ファウリングが抑制される等のメカニズムを明らかにした。

シソーラス用語： *熱交換器 ,  *伝熱管 ,  表面エネルギー ,  表面改質 ,  汚損 ,  *結晶化 ,  接触角 ,  DLC膜 ,  被覆 ,  酸処理 ,  アルカリ処理 ,  熱抵抗 ,  表面処理
準シソーラス用語： *クリーニング ,  *ファウリング ,  高温処理 ,  *表面自由エネルギー

分類 (3件)： 熱交換器,冷却器  (PA03020G) ,  装置内の物質移動及び一般  (XD01020J) ,  界面化学一般  (CB12010J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱交換器 ,  経時変化 ,  結晶化 ,  ファウリング