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J-GLOBAL ID:201702244883355178   整理番号:17A0253923

ギンセノシドRg3はニューロンのアポトーシスの抑制と前炎症性メディエーターおよび小膠細胞活性化を介してラットの脊髄損傷からの回復を改善する

Ginsenoside Rg3 Improves Recovery from Spinal Cord Injury in Rats via Suppression of Neuronal Apoptosis, Pro-Inflammatory Mediators, and Microglial Activation
著者 (8件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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脊髄損傷(SCI)は最も致命的な病状の一つであるが,現在のところSCIに対する有効な薬理学的治療法がない。ギンセノシドRg3(GRg3)は,抗炎症,抗酸化および神経保護効果を示すプロトパナキサジオール類の1種である。本研究では,ラットのSCI後のGRg3の神経保護効果を調べた。SCIは,静的圧縮モデルを用いて胸髄レベル10で5分間誘導した。GRg3は,SCI後,10または30mg/kg/日の用量で14日間経口投与した。GRg3の処置(30mg/kg)により,行動運動機能が顕著に改善され,病変の大きさが回復し,脊髄組織内に運動ニューロンが保存され,Baxの発現とTUNEL法による陽性細胞の数が減少し,また腫瘍壊死因子-α,インターロイキン(IL)-1βおよびIL-6を含む前炎症性サイトカインのmRNA発現が抑制された。また,GRg3は,SCI後のシクロオキシゲナーゼ-2と誘導性一酸化窒素合成酵素の過剰産生を減弱させた。さらに,GRg3は,脊髄組織における小膠細胞の活性化を顕著に抑制した。結論として,GRg3の処置は,SCI後の神経細胞のアポトーシスと炎症反応を抑制して,運動機能の顕著な回復および脊髄組織損傷の減少をもたらした。これらの結果は,GRg3がSCIの治療のための潜在的な治療薬であり得ることを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  神経系疾患の薬物療法  ,  神経系作用薬一般 

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