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J-GLOBAL ID：201702244965968833   整理番号：17A0284813

3mの土かぶりで地盤切削ワイヤーを用いた非開削工法により小断面函体を構築-しなの鉄道田中・大屋間蛇川橋梁-

Install Small Box Tunnle Three Merter Underground Using Trenchless Technique with Cutting Wire-Hebikawa Bridge between Tanaka and Oya on the Shinano Railway-

著者 (4件)： 西村知晃 (鉄建建設) ,  唐戸裕二 (鉄建建設) ,  栗栖基彰 (鉄建建設) ,  鈴木勇造 (ジェイテック)
資料名： トンネルと地下  (日本トンネル技術協会誌)
巻： 48  号： 3  ページ： 163-172  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： S0644A  ISSN： 0285-631X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 営業運転中の鉄道線路下を横断する水路ボックスカルバート工事で採用した地盤切削ワイヤーを用いた非開削工法(COMPASS工法)について報告した。一般的なCOMPASS工法を紹介したうえで,本工事の特徴である運行中の線路,約3m厚さの土かぶり,緩い砂質土,地下水などに対する諸対策について詳述した。地盤切削ワイヤー張力,防護鋼板挿入牽引力,線路軌道の水平・垂直変位,函体の推進力など建設現場での計測値管理と砂質地盤崩壊防止への薬液注入が特徴的な対策である。列車運行を妨げることなく工事は計画通り竣工した。

シソーラス用語： *カルバート ,  砂質土 ,  構造物 ,  水路 ,  トンネル掘削工法 ,  プレキャストコンクリート構造 ,  *推進工法 ,  箱形断面 ,  鉄道線路 ,  情報化施工 ,  薬液注入 ,  金属線 ,  切削 ,  地方鉄道 ,  立体交差
準シソーラス用語： ボックスカルバート ,  *線路下横断構造物 ,  地盤切削ワイヤー

分類 (1件)： トンネル工事  (RC05031E)

引用文献 (2件)：

• 清水満・藤沢一・栗栖基彰・鈴木尊・長尾達児:新しい小断面地下構造物の構築工法の開発,トンネル工学報告集,Vol.14,pp.413-419,2004.11.
• 金木健一・荒木信博・山口高嶺・功刀雅博:線路下を鋼板で先行防護し小断面地下通路を構築,JR横浜線矢部駅,トンネルと地下, Vol.45, No.11, pp.7-14, 2014. 11.

タイトルに関連する用語 (10件)： 土かぶり ,  地盤 ,  切削 ,  ワイヤー ,  非開削工法 ,  函体 ,  構築 ,  しな ,  鉄道 ,  橋梁