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J-GLOBAL ID:201702244986104744   整理番号:17A1172138

ヒト歯髄におけるウイルス性マイクロRNAの同定【Powered by NICT】

Viral MicroRNAs Identified in Human Dental Pulp
著者 (6件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 84-89  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3223A  ISSN: 0099-2399  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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マイクロRNA(miR)は,遺伝子発現を調節する非コードRNAのファミリーである。それらは多細胞真核生物に遍在し,またいくつかのウイルスによりコードされる。感染で,ウイルスmiR(vmiRs)は,潜在的に宿主における遺伝子発現を標的とし,免疫応答を変化させることができる。以前の研究は,ヒト歯髄におけるウイルス感染を報告しているが,歯髄疾患におけるvmiRsの役割はまだ検討されていない。本研究の目的は,正常および病的パルプ中のvmiRsの発現を調べ,潜在的標的遺伝子を同定することであった。全RNAを正常及び炎症を起こしたヒトパルプ(N=28)から抽出し,定量化した。vmiRsの発現プロファイルをmiRNAマイクロアレイ(V3)およびmiRNA完全標識とHybキット(Agilent Technologies,Santa Clara,CA)を用いて調べた。差次的に発現していることをvmiRsを同定するために,並べ替え検定を適用した。パルプで検出された12vmiRsのうち,4vmiRs(ヘルペスウイルスとヒトサイトメガロウイルスからのものを含む)は特異的に正常パルプ(P<.05)と比較して,炎症歯髄で発現していた。バイオインフォマティクスを用いて,差次的に発現したvmiRsの潜在的標的遺伝子を同定した。微生物配位子,走化性,蛋白質分解,サイトカイン,シグナル伝達分子の検出に関与する重要なメディエーターを含んでいた。これらのデータは,miRが歯髄健康と疾患の種間調節に役割を果たしている可能性があることを示唆した。vmiRsは歯髄疾患における宿主応答を調節する可能性がある機構を解明するためにさらなる研究が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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遺伝子発現 
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