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J-GLOBAL ID:201702244987344573   整理番号:17A0496283

病原菌類鼻疽菌Burkholderia pseudomalleiからのβ-およびγ-炭酸アンヒドラーゼのアニオンの阻害特性の比較

Comparison of the anion inhibition profiles of the β- and γ-carbonic anhydrases from the pathogenic bacterium Burkholderia pseudomallei
著者 (8件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 2010-2015  発行年: 2017年03月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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類鼻疽の病原体である病原菌類鼻疽菌Burkholderia pseudomalleiからのβ-クラス炭酸アンヒドラーゼ(CA,EC4.2.1.1)であるBpsβCAのクローニング,精製およびキャラクタリゼーションを報告し,その活性および阻害を最近著者らのグループが調査した,同生物からのγ-CAであるBpsγCAと比較する。BpsβCAは生理学的CO2水和反応のための顕著な触媒活性を示し,kcat1.6×105s-1およびkcat/Km3.4×107M-1×s-1の動態パラメータを示した。アニオンおよび低分子の一群によるBpsβCAの阻害も調査した。最も良好な阻害剤はスルファミド,スルファミン酸およびフェニルアルソン酸であり,これらは83~92μMの範囲のKIsを示したが,フェニルボロン酸,フルオリド,シアニド,アジド,亜硫酸水素,テトラホウ酸,過レニウム酸,過ルテニウム酸,過硫酸,過塩素酸,テトラフルオロホウ酸,フルオロスルホン酸およびヘキサフルオロリン酸はKIs>100mMを示した。この新たな酵素の他の阻害剤は重炭酸,トリチオ炭酸,いくつかの複合無機アニオンおよびN,N-ジエチルジチオカルバマートであり,これらの阻害定数は0.32~8.6mMであった。この細菌の生活環および病原性はほとんど知られていないため,この種の研究は,細菌感染および一般的に使用される抗生物質への薬剤耐性に対抗するための新規戦略の開発のための興味深い情報をもたらす可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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酵素生理  ,  抗細菌薬の基礎研究  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  感染症・寄生虫症一般 
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