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J-GLOBAL ID：201702244998711628   整理番号：17A0654140

流動層ガス化装置により蒸気ガス化した亜炭合成ガス中のタール成分分析の新しい方法

New Approach to Analysis of Tar Components in Syngas Generated by Steam Gasification of Lignite in Fluidized Bed Gasifier

著者 (3件)： NORISADA Kazushi (IHI Inspection & Instrumentation Co., Ltd., Kanagawa, JPN) ,  MURAKAMI Takahiro (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN) ,  YASUDA Hajime (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 31  号： 1  ページ： 249-254  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 実験室規模の流動層ガス化装置を用いて亜炭を1123Kで蒸気ガス化処理した。この実験で得られたタールを分析してその成分を推定するために,ガスクロマトグラフ(GC)/質量分析(MS)および電場脱離(FD)/MSを組み合わせて用いた。これにより,広範囲の沸点を持つ成分を分析することができる。GC/MSで検出できなかった高分子量領域に多くのピークが観察された。分子量128~300の成分はGC/MSで見いだされた。25種類の多環式芳香族炭化水素(PAH)があり,これらは官能基をもたず,大部分は基本的な5員環あるいは6員環構造を有していた。FD/MSを用いることによりタール成分のより広い分子量分布の成分を明らかにすることができた。FD/MSでは178~500の間の分子量で,24と26の質量間隔の特徴を持つピークが見られた。この規則性を解析した結果,タールの主成分はすべて,官能基による置換なしのPAHであることがわかった。

シソーラス用語： 装置 ,  *ガス化 ,  *亜炭 ,  合成ガス ,  *タール ,  GC-MS分析 ,  電子衝撃イオン化質量分析 ,  試験 ,  沸点 ,  分子量 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  基 ,  置換 ,  置換基効果 ,  流動層 ,  官能基 ,  実験室試験
準シソーラス用語： ガス化装置 ,  実験室実験

分類 (1件)： タール工業  (YE05000T)

タイトルに関連する用語 (8件)： 流動層 ,  ガス化装置 ,  蒸気 ,  ガス化 ,  亜炭 ,  合成ガス ,  タール ,  成分分析