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J-GLOBAL ID:201702245003054120   整理番号:17A0500068

SCMベース二次元層状化合物に対して反強磁性秩序相において観察された磁化の遅い緩和

Slow relaxation of the magnetization observed in an antiferromagnetically ordered phase for SCM-based two-dimensional layered compounds
著者 (6件):
資料名:
巻: 46  号: 10  ページ: 3170-3178  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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異なった対アニオンの二次元層状化合物,[{Mn(salen)}4C6](BF4)2・2(CH3OH)(1)及び[{Mn(salen)}4C6](PF6)2・2(CH3OH)(2)(salen2-=N,N′-ビス(サリシリデンイミナート),C62-=C6H12(COO)22-をメタノール/2-プロパノール媒質中で[Mn(salen)(H2O)](X-=BF4-及びPF6-)及びC6H12(CO2-)2(C62-)を集合させることにより合成した。化合物は類似な構造を持ち,それらはμ4型C62-イオンにより架橋されたMn(salen)平面外二量体から成り,C62-部分のC6H12リンカを経由した交互に接続した[-{Mn2}-OCO-]鎖のレンガ壁型ネットワークを形成した。1及び2に対する対アニオンのそれぞれ,即ちBF4-及びPF6-は層間に位置した。BF4-のサイズはPF6-のそれよりも小さいので層内鎖間及び面間最近接Mn...Mn距離は2よりも1において短かった。[-{Mn2}-OCO-]のジグザグ鎖部分はMnIII平面外二量体部分における強磁性結合と-OCO-橋を通した反強磁性結合を伴った傾いたS=2スピン配列に導いた。MnIIIイオンの一軸異方性のため[-{Mn2}-OCO-]鎖は単一鎖磁石(SCM)として振舞うことができ,低温における磁化の遅い緩和を示した。それにもかかわらず,これらの化合物はSCM挙動に対する活性温度よりもより高い温度,1及び2に対するそれぞれTN=4.6及び3.8Kにおいて反強磁性基底状態に落ち,それは対アニオンのサイズにより同調された鎖間相互作用に帰せられた。磁化の緩和時間は反強磁性相と常磁性相の間の境界においてより長くなった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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第6族,第7族元素の錯体  ,  磁気共鳴・磁気緩和一般 

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