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J-GLOBAL ID：201702245082058406   整理番号：17A0217225

「デザイン思考」に基づいた対話型都市設計支援ツールの開発

著者 (1件)： 水谷晃啓 (豊橋技科大 大学院工学研究科)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 23  号： 53  ページ： 309-312  発行年： 2017年02月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 都市デザインにおける「思考」をコンピュータ・シミュレーションに取り込んだ対話型都市設計支援ツールの開発を試みた。先行研究によるシステム構成に基づき,レジャー施設と宿泊施設の立地を扱うモデルを事例として立地,交通などの要素,人の行動をモデル化した。設計者とコンピュータのコミュニケーションの上に成り立つシステムを開発し,建築・都市形態スタディを行った。同システムを用いたスタディの操作性,対話性,支援性,創造性をデザイン系大学院生にアンケート調査し,創造性に関して十分な評価が得られなかった一方,対話性に関して満足な結果を得て,システムの可能性を示した。

シソーラス用語： *都市デザイン ,  思考 ,  *計算機シミュレーション ,  *対話処理 ,  *支援プログラム ,  レジャー施設 ,  宿泊施設 ,  立地 ,  輸送網 ,  モデリング ,  創造性
準シソーラス用語： デザイン思考 ,  支援ツール

分類 (1件)： 建築設計,建築家,建築史  (RB04000W)

引用文献 (9件)：

• 1) Rubina Ramponia,Bert Blockena,Laura B. deCooa,Wendy D. Janssen : CFD simulation of outdoor ventilation of generic urban configurations with different urban densities and equal and unequal street widths, Building and EnvironmentVol.92,pp.152-166,2015.10
• 2) 篠崎喜彦,小山維之,森下信:セルオートマトンによる歩行行動モデルの避難シミュレーション適用化検証 避難行動シミュレーションの開発 その2,日本建築学会環境系論文集Vol. 700,pp.479-487,2014.6
• 3) 服部正:コンピューター応用15年,建築雑誌誌,pp.1229~1232,1973.11
• 4) 堤和敏,太田優子,佐々木啓介:感性を考慮した建物屋根形態創生に関する研究,構造工学論文集Vol.51B,pp.1-6,2005.
• 5) 瀧澤重志: 対話型進化計算法による家具デザイン-遺伝的プログラミングによるユーザーの嗜好の定量化と予測,日本建築学会情報システム技術委員会 第23回情報システム利用シンポジウム論文集,pp.175-180,2000.

タイトルに関連する用語 (6件)： デザイン思考 ,  対話型 ,  都市 ,  設計 ,  支援ツール ,  開発