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J-GLOBAL ID：201702245083454342   整理番号：17A1125091

温度と機械的歪の間の種々の位相角を用いた熱機械的疲労下での加工用Ni基合金のための寿命予測へのアプローチ【Powered by NICT】

An approach to lifetime prediction for a wrought Ni-base alloy under thermo-mechanical fatigue with various phase angles between temperature and mechanical strain

著者 (2件)： Guth Stefan (Karlsruhe Institute of Technology (KIT), Institute for Applied Materials (IAM), Engelbert-Arnold-Strasse 4, D-76128 Karlsruhe, Germany) ,  Lang Karl-Heinz (Karlsruhe Institute of Technology (KIT), Institute for Applied Materials (IAM), Engelbert-Arnold-Strasse 4, D-76128 Karlsruhe, Germany)
資料名： International Journal of Fatigue  (International Journal of Fatigue)
巻： 99  号： P2  ページ： 286-294  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0802B  ISSN： 0142-1123  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最大温度で歪と温度と滞留時間の間の位相角を変化させた熱機械的疲れ(TMF)荷重下でNi基合金NiCr22Co12Mo9(インコネル617合金に匹敵する)の損傷と寿命挙動を研究した。結果に基づいて,新しい寿命予測法を提案した。100 850°Cの温度範囲で歪制御TMF試験を空気中で行った。温度と機械的歪の間の位相角は0°(同相,IP),180°(位相外れ,OP),°(時計回りダイアモンド,CD)と 90°(反時計回りダイアモンド,CCD)であった。いくつかの試験では,2 5または30分間の滞留時間は850°Cで紹介した。TMF寿命は位相角に大きく依存すると配列IP<CCD<OP<CDで増加した。IPおよびCCD負荷の粒界損傷が支配的であるが,OPとCD試験における損傷は主に粒内。全て位相角に対して,粒界三重点におけるくさび形き裂を見つけることができた。これらくさび型亀裂の配向はIPおよびCCD荷重に対する荷重軸に垂直であり,OPとCD負荷のための負荷軸に平行であった。この挙動は位相角依存粒界滑りによって説明することができた。滞留時間は滞留なしの試験と比較して,より低い応力振幅とより高い塑性歪振幅をもたらした。OPとCD負荷に対して二つの効果は互いに補償し,寿命に及ぼす滞留時間の全体的な影響は小さい。IPおよびCCD負荷に対して,粒界損傷は高温でより低い引張応力により減少した。そのように,滞留を導入したIPおよびCCD寿命を増加させた。の知見に基づいて,粒界および粒内損傷の二つの分離した損傷パラメータを導入した寿命予測手法を開発した。任意位相角と滞留荷重サイクルでは,両パラメータは寿命が得られた。より短い寿命を与えるパラメータは,寿命予測に使用され,また,支配的損傷機構を示した。アプローチは,広範囲の試験条件で満足すべき寿命予測を可能にした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 引張応力 ,  楔形 ,  塑性 ,  ダイヤモンド ,  *寿命予測 ,  亀裂 ,  結晶粒界 ,  粒界滑り ,  高温 ,  滞留時間 ,  位相シフト ,  *ニッケル合金
準シソーラス用語： 歪制御 ,  *熱機械的疲れ ,  *位相角 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ニッケル基超合金 ,  熱機械的疲れ ,  位相シフト ,  損傷機構 ,  寿命挙動 ,  寿命予測

分類 (1件)： 金属材料  (HC05020S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 機械的歪 ,  位相角 ,  熱機械的疲労 ,  Ni基合金 ,  寿命予測