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J-GLOBAL ID：201702245088747473   整理番号：17A1604234

サイクリックボルタンメトリによるAPI-X100鋼の不動態化の評価

Evaluating the Passivation of Corrosion of API-X100 Steel with Cyclic Voltammetry

著者 (3件)： ELIYAN Faysal Fayez (American Univ. the Middle East, Dasman, KWT) ,  ALFANTAZI Akram (Petroleum Inst., Abu Dhabi, ARE) ,  ALFANTAZI Akram (Univ. British Columbia, BC, CAN)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science  (Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science)
巻： 48  号： 5  ページ： 2615-2619  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： E0411B  ISSN： 1073-5615  CODEN： MTTBCR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 埋設された石油パイプラインの外部腐食は一般的な問題である。電気化学的には,酸素を含まない水和媒体中の重炭酸や炭酸塩を含む活性種が表面を攻撃し,それを劣化させる。それらは腐食の複雑なプロセスに関わり,溶解,陰極還元,および錆の形成を促進する。しかし,腐食に及ぼす重炭酸た炭酸塩の役割については未だ不明な点がある。そこで本研究では,無酸素,低炭酸水素塩-炭酸塩溶液中のサイクリックボルタンメトリを用いて,高強度鋼API-X100の腐食反応を研究した。不動態膜の電気化学に及ぼすサイクリング,不動態化と陰極還元の影響を分析した。その結果,1)高い濃度の炭酸塩は,陽極活性と表面の陰極反応を減少させた。2)低炭酸塩濃度を含む溶液中の少量の重炭酸塩は溶解を触媒し,陽極電流に関連して不動態膜の形成を破壊した。3)より多くのサイクルで不動態膜はより厚くなり,不動態化は不動態膜を劣化させ,陰極還元の間に,より低い電位で溶解が起こっていたという電気化学的証拠を見出した。などの知見を得た。

シソーラス用語： *パイプライン用鋼 ,  *高強度鋼 ,  石油 ,  パイプライン ,  埋設 ,  *外面 ,  *腐食 ,  炭酸水素塩 ,  炭酸塩 ,  溶解 ,  カソード還元 ,  さび ,  サイクリックボルタンメトリー ,  周期変化 ,  電気化学反応 ,  アノード酸化 ,  腐食電位 ,  不動態化
準シソーラス用語： APIX100 ,  サイクリング【制御】 ,  重炭酸塩

分類 (2件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q) ,  電極過程  (CB07040U)

タイトルに関連する用語 (4件)： サイクリックボルタンメトリ ,  API ,  不動態化 ,  評価