文献

J-GLOBAL ID：201702245097805106   整理番号：17A1697770

ブレンドホッピングによるビールの‘調香’-ホップ香気成分の相互作用の解析(4)-

著者 (1件)： 蛸井潔 (サッポロビール)
資料名： 日本醸造協会誌  (Journal of the Brewing Society of Japan)
巻： 112  号： 11  ページ： 737-745  発行年： 2017年11月15日 
JST資料番号： F0481A  ISSN： 0914-7314  CODEN： NJKYES  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 古典的なアロマホップ,ビターホップという区分のホップ品種だけではなく,フムロン(苦味物質)を高濃度で含みながら,極めて特徴的な強い香りをビールに付与できる「フレーバーホップ」と呼ばれる品種群が開発され,特徴的な香りを付与するクラフトビールで盛んに用いられている。その人気から,「フレーバーホップ」の育種人気は今も続いている。著者らの研究は,フレーバーホップ品種をブレンドすることにより生み出される特徴香を,香気成分として代表的なモノテルペンアルコール(ゲラニオール,リナロール,シトロネロール)の含有量,チオール化合物の含有量から考察したものである。(著者抄録)

シソーラス用語： *ビール ,  *匂い ,  *相互作用 ,  *ホップ ,  *芳香成分 ,  *ビール醸造 ,  官能検査 ,  強化
準シソーラス用語： *ブレンドホッピング ,  *フレーバーホップ ,  *特徴香 ,  *香気プロファイル

分類 (2件)： ビール  (FK04022P) ,  食品の品質  (FJ01040F)

物質索引 (1件)： フムロン

引用文献 (27件)：

• A. Lutz, K. Kammhuber, E. Seigner: BrewingSci. -Monatsschr. Brauwiss., 65, 24-32 (2012)
• C. Schönberger: Brauindustrie, 97, 28-30 (2012)
• 蛸井潔 : 日醸協誌, 107, 306-316 (2012)
• 蛸井潔 : 日醸協誌, 108, 88-97 (2013)
• 蛸井潔 : 日醸協誌, 109, 88-97 (2014)

タイトルに関連する用語 (8件)： ブレンド ,  ホッピング ,  ビール ,  香 ,  ホップ ,  香気成分 ,  相互作用 ,  解析