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J-GLOBAL ID:201702245125349975   整理番号:17A1521193

炎症性小体におけるアポトーシス関連スポット様蛋白質の抗結核菌感染作用に関する研究【JST・京大機械翻訳】

Protection role of ASC in host resistance against Mycobacterium tuberculosis infection
著者 (4件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 114-122  発行年: 2017年 
JST資料番号: C3680A  ISSN: 1000-6621  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】結核菌(Mycobacterium tuberculosis,MTB)に感染したマウスにおける,リン酸化オリゴヌクレオチドドメインの様な受容体ファミリーにおけるpyrinドメインの蛋白質3(NLRP3)を含む炎症性小体の免疫保護作用を研究する。方法:免疫不全のない野生型(wide type,WT)C57BL/6マウス、カスパーゼ-1-/-マウス、ASC-/-マウス及びNLRP3-/-マウスを体内MTB感染実験に用いた。種々のマウス骨髄と腹腔マクロファージをin vitroでのMTB感染実験に用いた。体内感染マウスを2群に分けた。第1群において,30匹のマウスを,細菌負荷分析,細胞因子検出および生存期間評価に用いた。第2群において,15匹のマウスを各群に感染させ,組織病理学的分析と肺組織細胞のフローサイトメトリー分析に用いた。実験1、2、3、4週目に、各系マウスは各1匹の感染していないマウスを対照とした。感染マウスの生存率と肺組織ホモジネート中の細菌量を測定した。酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)を用いて,非感染野生型マウス,肺感染症マウスの肺組織におけるTNF-α,IL-12p40,IL-1βおよびγ-インターフェロン(IFN-γ)のレベルを測定した。フローサイトメトリーを用いて,感染後の肺組織における浸潤細胞の成分と細胞壊死を分析し,ELISAにより気管支洗浄液と血清中の壊死関連因子の高移動度タンパク質1(HMGB-1)とIL-1αの分泌状況を分析した。肺組織の病理組織学的分析を行った。カスパーゼ-1の成熟を,ウェスタンブロット法によって検出した。マクロファージの培養上清におけるIL-1βレベルをELISAによって測定した。【結果】MTBは24時間後に感染した。野生型マウスの骨髄マクロファージ培養上清中のIL-1βレベルは,カスパーゼ-1-/-マウス,ASC-/-マウスおよびNLRP3-/-マウスより有意に高かった[(316.29±4.64)pg/ml,(21.30±2.37)pg/ml,(22.99±0.46)pg/ml,(32.61±0.22)pg/ml,F=30.53,P<0.01]。野生型マウスの腹腔マクロファージの培養上清におけるIL-1βレベルは,カスパーゼ-1-/-マウス,ASC-/-マウス,およびNLRP3-/-マウスよりも有意に高かった(それぞれ,(2970.36±11.53)pg/ml,(130.48±2.52)pg/ml,(120.24±3.43)pg/ml,(121.66±2.48)pg/ml,F=549.92,P<0.01)。野生型マウスと比較して,カスパーゼ-/-およびNLRP3-/-マウスは,MTB抵抗性の減少を示さず,29週後の生存率は,それぞれ72.2%(13/18),66.7%(12/18)および61.1%(11/18)であった。しかし、ASC-/-マウスはMTBに対して高度に感受性があり、感染4~12週間後にすべて死亡した。感染4週間。ASC-/-マウスの肺の細菌負荷は野生型マウス,カスパーゼ-1-/-およびNLRP3-/-マウスよりも約100倍高かった(コロニー計数はそれぞれ0.93×107±426,5.07×105±221,5.32×105±209,5.26×105±606;F=87.74,P<0.01)。顕微鏡検査では、急性壊死性肺炎と壊死し、壊死細胞数が明らかに増加し、大量の好中球浸潤を伴った。全肺細胞の数は,野生型マウス,カスパーゼ-1-/-マウスおよびNLRP3-/-マウス[(10342.64±103.56)×105],(3014.26±22.87)×105,(2919.28±36.75)×105,(2974.77±17.35)×105,(F=349.11,P<0.01)より有意に高かった。【結果】対照群と比較して,AGB-/-マウスにおけるIL-1αの血清中濃度は,それぞれ,(137.80±1.67)ng/ml,(75.16±1.47)ng/ml,(197.04±2.93)ng/ml,(197.04±2.93)ng/ml,(t=-54.78,P<0.01)であった,そして,IL-1αのレベルは,それぞれ,(137.80±1.67)ng/ml,(75.16±1.47)ng/ml,(P<0.01),(P<0.01)であった。・・・........... . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .結論:ASC感染において、ASC分子は炎症性小体NLRP3とカスパーゼ-1に独立する重要な保護作用を有し、ASC-/-マウスにおける肺組織の病理異常は増強した細胞壊死と関連し、細胞の過度壊死は組織損傷を引き起こす。細菌負荷の増加と過度の免疫反応により、宿主の死亡を招く可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫反応一般  ,  感染症・寄生虫症一般 

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