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J-GLOBAL ID:201702245175136315   整理番号:17A1094818

UV照射下におけるE.coliに対するCd,Mo,W硫化ナノ物質の比較毒性【Powered by NICT】

Comparative toxicity of Cd, Mo, and W sulphide nanomaterials toward E. coli under UV irradiation
著者 (5件):
資料名:
巻: 224  ページ: 606-614  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0984B  ISSN: 0269-7491  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,UV照射(365 nm)下でのEscherichia coli(E.coli)に対する硫化カドミウム(CdS),二硫化モリブデン(MoS_2),二硫化タングステン(WS_2)ナノ粒子(NP)の光毒性を調べた。NPの同一質量濃度では,三NPの毒性はCdS>MoS_2>WS_2の順に減少した。例えば,50mg/LのCdS,MoS_2,WS_2に曝露されたE.coliの死亡率は96.7%,38.5%,および31.2%であった。三NPsに曝露したE.coliの透過型電子顕微鏡とレーザ走査共焦点顕微鏡画像は細胞壁の損傷と細胞内成分の放出を示した。CdS処理細胞壁はMoS_2処理およびWS_2処理細菌のそれよりも広範囲に損傷した。WS_2とMoS_2はUV照射下で超酸化物ラジカル(O_2~ ),一重項酸素(~1O_2),及びヒドロキシルラジカルを生成し,CdSはO_2~および~1O_2を生成した。CdSとWS_2はUV照射下でイオンを放出し,一方MoS_2はそうではなかった。反応性酸素分子種(ROS)生成と毒性イオン放出は,CdSとWS_2の抗菌活性をもたらした。ROS発生は細菌に対してMoS_2の支配的な毒性機構であった。本研究では,光照射条件下で天然水へのそれらの放出後の硫化NPの有害効果を考慮することの重要性を強調した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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その他の汚染原因物質  ,  土壌汚染  ,  重金属とその化合物一般  ,  動物に対する影響 
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