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J-GLOBAL ID:201702245196765196   整理番号:17A1121224

抗癌ドラッグデリバリーのための電荷逆転及びpH感受性膜溶解特性を有するアルギニン修飾ナノ構造脂質キャリア【Powered by NICT】

Arginine-Modified Nanostructured Lipid Carriers with Charge-Reversal and pH-Sensitive Membranolytic Properties for Anticancer Drug Delivery
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: null  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2483A  ISSN: 2192-2640  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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エンドソーム/リソソーム輸送を回避する能力であるリソソームにおけるナノメディシンの捕捉を防止し,エンドサイトーシスを介して細胞に送達された薬物の最大の治療効果を達成するために非常に重要である。本研究では,エンドソーム/リソソーム輸送中のその電荷を逆転させる能力を持つ新規なpH感受性キトサン担体はリソソーム破壊を改善する方法として開発した。N アルギニン N オクチル キトサン(AOCS)は,カルボキシメチルキトサンへのL-アルギニングラフト化により合成した。AOCSは,ナノ構造化脂質担体(NLC)の表面を改質するpH感受性電荷逆転ライソゾームナノキャリア(ANLC)を調製するために使用した。ANLCは10 ヒドロキシカンプトテシン(HCPT)が負荷されている。結果はANLCはリソソームpHで負から逆表面ゼータ電位正へ,細胞質へカプセル化された薬剤の放出改善に寄与することができることを示した。ANLCのライソゾーム能力は,共焦点顕微鏡および透過型電子顕微鏡によって確認された。in vitro研究は,HCPT NLCと自由HCPTと比較した場合,HCPT-負荷ANLCの抗癌活性が改善されることを実証した。in vivo薬物動力学と組織分布解析は,皮下H eps細胞マウス肝臓腫瘍と大きく改良された抗腫瘍活性にHCPT ANLCの送達改善を示した。結果は,改良された抗腫瘍治療のための有望なドラッグデリバリー担体としてANLCを提示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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製剤一般  ,  薬剤学一般  ,  物理薬剤学  ,  細胞生理一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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