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J-GLOBAL ID:201702245303118707   整理番号:17A1428847

術中血清乳酸は神経膠芽腫手術後の生存の予測因子ではない【Powered by NICT】

Intraoperative serum lactate is not a predictor of survival after glioblastoma surgery
著者 (18件):
資料名:
巻: 43  ページ: 224-228  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3362A  ISSN: 0967-5868  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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癌細胞は高濃度の乳酸を生成することができる。二の以前の研究は,脳腫瘍患者におけるバイオマーカーとしての血清乳酸の臨床的関連性を検討した。高悪性度腫瘍患者は低悪性度腫瘍より乳酸の高い血清濃度を有していた。血清乳酸は神経膠芽腫(GB)患者の生存の予測因子にバイオマーカーの利用できることを仮定した。これは遡及的研究であった。一次GBの成人患者275名からの人口統計学的,乳酸濃度と画像データを解析に含めた。無進行生存(PFS)および全生存(OS)率は乳酸のメジアン濃度以上および以下の患者で比較した。も乳酸濃度と腫瘍容積の間の相関を検討した。PFSとOSとの関連乳酸,腫瘍容積と人口統計学的変数を試験するために実施した多変量解析。乳酸塩の平均血清濃度は2.3mmol/Lであった。乳酸濃度と腫瘍容積の間の相関は弱かった。Kaplan-Meier曲線は,乳酸の2.3より高いか低いmmol/L患者における同様の生存を示した。多変量解析では,乳酸の術中レベルは生存の変化と独立して関連してないことを示した。他方,術前T1体積は独立予測因子PFS(HR 95%CI: 1.41, 1.02 1.82, p=0.006)およびOS(HR 95%CI: 1.47, 1.11 1.96, p=0.006)であった。本遡及的研究では,乳酸の血清濃度はGB手術後の生存を予測するバイオマーカーとして使用できないことを示唆している。今日まで,高悪性度神経膠腫患者の予後を決定するために臨床的に利用可能な血清バイオマーカーではない。これらの腫瘍は高レベルの乳酸を生じる可能性がある。血清乳酸は神経膠芽腫(GB)患者の生存の予測因子にバイオマーカーの利用できることを仮定した。本研究では,術中血清酸性乳酸濃度は予後のマーカーとして役立つことができるかどうか決定するために一次高悪性度神経膠腫の成人患者275名から周術期および生存データを収集した。乳酸塩の平均血清濃度は2.3mmol/Lであった。著者らの解析は,乳酸の術中レベルは生存の変化と独立して関連してないことを示した。本遡及的研究では,乳酸の血清濃度はGB手術後の生存を予測するバイオマーカーとして使用できないことを示唆している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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腫ようの薬物療法  ,  抗腫よう薬の臨床への応用 
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