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J-GLOBAL ID:201702245391227700   整理番号:17A1481746

流速勾配に沿った粘性と非粘着性堆積物の侵食性に及ぼす生物擾乱の影響:ザルガイに関する事例研究【Powered by NICT】

Effects of bioturbation on the erodibility of cohesive versus non-cohesive sediments along a current-velocity gradient: A case study on cockles
著者 (7件):
資料名:
巻: 496  ページ: 84-90  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0533A  ISSN: 0022-0981  CODEN: JEMBAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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軟底生物擾乱者は,堆積物浸食性と再懸濁にかなりの影響を持つことができるという意味で,生態系エンジニアである。ザルガイCerastoderma eduleはヨーロッパの大西洋海岸線に沿って広く分布していることを擾乱フィルター・フィーダーである。その存在と活性は,粘着性堆積物における堆積物侵食しきい値を減少させることができるが,非粘着性堆積物への影響についてはほとんど知られていない。制御された環状水路実験を用いて,筆者らは以下を評価することにより凝集対非粘着性堆積物における堆積物再懸濁に及ぼす種々のザルガイ密度の相対的影響を調査(i)ザルガイの泥と砂穴掘り挙動,(ii)臨界浸食しきい値,(iii)侵食された堆積物の質量と(iv)侵食速度。著者らの結果は,ザルガイは,粘着性堆積物と比較して非粘着性堆積物でより活性であることを示した。低い活性にもかかわらず,粘着性堆積物におけるザルガイの存在は臨界浸食閾値(U_crit)を減少させ,侵食された堆積物の量と侵食速度の両方を増加させることにより侵食堆積物を増加させた。とは対照的に,ザルガイは非粘着性堆積物の侵食に及ぼす影響,特に侵食された堆積物と侵食速度を持っていなかった。ザルガイが存在する場合に質量侵食は凝集性及び非凝集性堆積物の間で有意差はなかった。著者らの実験は,ザルガイによる生物撹乱による粘着性堆積物の浸食性は密度依存性であることを示した:高いザルガイ密度結果侵食性に及ぼす強い影響。さらに,ザルガイ生物擾乱による粘着性堆積物の浸食の増加は流速と正に相関した。対照的に,非粘着性堆積物の侵食は電流ストレスに依存しただけで,ザルガイ密度により影響されなかった。C.edule,その広範な分布とその広範な活性の高い豊度を考慮すると,本研究の結果は,世界中の潮間帯干潟に広く適用することができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  湖沼汚濁  ,  海洋汚濁 

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