抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】血清腫瘍マーカー(CEA),糖抗原724(CA724),糖類抗原242(CA242),および抗原抗原19-9(CA19-9)の併用による肺癌の診断および予後との相関を分析する。方法:2014年5月から2017年1月までに治療した肺癌患者120例を研究対象とし、観察群に組み入れ、同時期に入院した良性肺疾患患者55例をコントロール群とし、両群の血清CEA、CA724、CA242、CA19-9レベルを測定した。4種類の腫瘍マーカーによる異なる病理タイプの肺癌における発現レベルを比較し、CEA、CA724、CA242、CA19-9の連合検査と単項、2、3の連合検査による肺癌の感度、特異度、正確度、陽性予測値、陰性予測値を分析した。CEA、CA724、CA242、CA19-9陽性或いは陰性患者の予後のフォローアップにおいて、再発生存率、遠隔転移率はなかった。結果:観察群の血清CEA(30.24±1.75)μg/L、CA724(14.85±1.11)kU/L、CA242(38.18±1.05)kU/L、CA19-9(41.24±1.57)kU/Lはいずれも対照群より高かった(P<0.05)。CEAとCA242の発現レベルは腺癌において最も高く,CA724とCA19-9の発現レベルは腺癌と扁平上皮癌において有意差がなかった(P>0.05)。CEA、CA724、CA242、CA19-9の併用による肺癌診断の感度は98.18%、正確度は80.00%、陰性予測値は80.00%で、いずれも上述の指標単独或いは2、3の検査より高かった(P<0.05)。CEA、CA724、CA242、CA19-9陽性患者は陰性患者と比較し、再発のない生存率は明らかに低く、遠隔転移率は著しく高かった(P<0.05)。結論:血清腫瘍マーカーCEA、CA724、CA242、CA19-9の併用による肺癌診断の感度、正確度は単項、2連及び3連の検査より明らかに高く、しかも上述の指標は予後を予測するのに応用でき、臨床での普及に応用する価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】