高感度CaNa_2(SO_4)-2のTL研究:ガンマ線量測定のためのDy nanophoshor【Powered by NICT】

Bhadane Mahesh S.; Dahiwale S.S.; Sature K.R.; Patil B.J.; Bhoraskar V.N.; Dhole S.D.

文献

J-GLOBAL ID：201702245408106674 整理番号：17A0411176

高感度CaNa_2(SO_4)-2のTL研究:ガンマ線量測定のためのDy nanophoshor【Powered by NICT】

TL studies of a sensitive CaNa₂(SO₄)₂:Dy nanophoshor for gamma dosimetry

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資料名：
巻： 96 ページ： 1-7 発行年： 2017年
JST資料番号： H0649A ISSN： 1350-4487 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

新しいDyドープCaNa_2(SO_4)2ナノ蛍光体を,単純な共沈法を用いて合成し,良好な熱ルミネセンス(TL)線量測定特性を持つことを主張した。ナノ蛍光体の構造,形態,光学,化合物の同定と熱分析をX線回折(XRD),高分解能透過型電子顕微鏡(HRTEM),UV-可視,FTIRおよびTGA-DSC技術により研究した。XRD研究は約~45nmであることが分かっ粒子の単斜晶構造とサイズを示した。HRTEMは同じオーダーの粒子のナノサイズを確認し,SEADパターンは縞は完全にXRDの間プランナ間隔距離「d」と一致すなわち2.74Å示した。UV-可視とFTIR分析は約~5.03eVのバンドギャップとS-O,S=O,SO_4伸縮,SSジスルフィド,それぞれのような異なる結合の化合物の生成に対応する吸収波長246nmを明らかにした。重量損失増加,ナノ蛍光体の吸熱変化の割合はTGA-DSC解析を用いて測定し,温度の上昇と共にそのようなナノ蛍光体の対応する重量損失は約12.60%で観察された。TL分析はCaNa_2(SO_4)2:Dyは164°Cでの典型的な単一のグロー曲線を持ち,から10Gy10kGyまで広い範囲のガンマ線量の優れた線形応答曲線を与えることを示した。CaNa_2(SO_4)2:Dyナノ蛍光体の再現性は曝露と読み出しの多数のサイクル後も変化しなかった。フェージングは30日で約9.55%で観察された。γ線により照射された試料のグロー曲線の理論的解析は,種々のピークの捕獲パラメータを見出すために計算機グロー曲線デコンボリューション(CGCD)法により行った。最後に,CaNa_2(SO_4)2:Dyナノ蛍光体は,事故と原子炉線量測定分野における応用のための有力候補となり得る。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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線量計測・計測器 , 無機化合物のルミネセンス

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