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J-GLOBAL ID：201702245411421933   整理番号：17A1098199

乳癌におけるエストロゲン受容体αの安定性を増加させる機構【Powered by NICT】

Mechanisms that Increase Stability of Estrogen Receptor Alpha in Breast Cancer

著者 (2件)： Tecalco-Cruz Angeles C. (Programa de Investigacion de Cancer de Mama, Instituto de Investigaciones Biomedicas, Universidad Nacional Autonoma de Mexico, Mexico D.F., Mexico) ,  Ramirez-Jarquin Josue O. (Instituto de Fisiologia Celular, Universidad Nacional Autonoma de Mexico, Mexico D.F., Mexico)
資料名： Clinical Breast Cancer  (Clinical Breast Cancer)
巻： 17  号： 1  ページ： 1-10  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3206A  ISSN： 1526-8209  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エストロゲン受容体α(ER)は正常乳房組織における細胞増殖と分化に関連する遺伝子の発現を制御する転写調節因子である。しかし,発現,豊度,およびこの受容体の活性は乳癌の70%に増加した。ERアップレギュレーションはいくつかの分子機構により促進される,蛋白質安定性を含めて,これはERの活性と機能的レパートリーを維持するために重要な戦略である。いくつかの蛋白質は,ユビキチン-プロテアソーム系による分解からERを相互作用し保護する。多様な機構を通して,これらの蛋白質はERのポリユビキチン化と分解を防止し,ER蛋白質レベルの増加をもたらす,エストロゲンシグナリングとその生理学的影響は乳癌細胞で増加した。このように,増加した蛋白質安定性は,ERが乳癌でアップレギュレートされている主な理由の一つと考えられる。ここでは,著者らはER安定性と乳癌との関連における直接的または間接的に関与する蛋白質と機構に関する知見を明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： タンパク質 ,  細胞増殖 ,  アップレギュレーション ,  *乳房腫瘍 ,  遺伝子 ,  生理学 ,  *受容体
準シソーラス用語： 乳癌細胞 ,  ポリユビキチン化 ,  ユビキチン-プロテアソーム系 ,  蛋白質安定性 ,  分子機構 ,  転写調節因子 ,  乳房組織 ,  *エストロゲン受容体α , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ER ,  ER分解 ,  ER蛋白質の安定性 ,  ERアップレギュレーション ,  エストロゲンシグナル伝達経路

分類 (2件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： 乳癌 ,  エストロゲン受容体α ,  安定性