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J-GLOBAL ID:201702245470295040   整理番号:17A0495826

グラム陰性Acinetobacter baumanniiに対する抗生物質の構造活性相関に基づくスクリーニング

Structure-activity relationship-based screening of antibiotics against Gram-negative Acinetobacter baumannii
著者 (6件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 372-380  発行年: 2017年01月01日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グラム陰性菌に対する強力な抗生物質を発見するために,以前の研究において,黄色ぶどう球菌β-ケトアシルアシルキャリア蛋白質(KAS)IIIの最も強力な阻害剤であるYKsa-6の構造活性相関(SAR)研究を行っている。11の候補を確認し,選択し,最後に2つの活性化合物,YKab-4(4-[[3-クロロ-4-メチルフェニル)アミノイミノメチル]ベンゼン-1,3-ジオール)およびYKab-6(4-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノイミノメチル]フェノール)を,Acinetobacter baumannii KAS III(abKAS III)の阻害剤として選別した。これらは,2または8μg/mlで,特にA.baumanniiに対して強力な抗菌活性を示し,abKAS IIIに対して強い結合親和性を示した。ホモロジーモデリングから,abKAS IIIの三次元構造を初めて明確にし,一般的グラム陰性菌由来のKAS IIIと比較して余分のループ領域を有することが分かった。ドッキング研究により,阻害剤のヒドロキシル基が広範な水素結合を形成し,複雑な疎水性およびカチオンスタッキング相互作用がabKAS IIIとの結合に重要であるあることを明らかにした。これらの化合物の疎水性はグラム陰性菌に対する抗菌活性の必須因子ならびにabKAS IIIとその阻害剤間の疎水性相互作用を保持する協同的特徴である構造的剛性である可能性があることを確認した。本研究はA.baumanniiに対する強力な抗生物質の戦略を開発する洞察を与える可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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芳香族単環アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム  ,  病原体に作用する抗生物質の基礎研究 
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