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J-GLOBAL ID:201702245522870220   整理番号:17A1178245

通常の捕集法と比較したFTA紙を用いたタッチDNAエビデンスの回収の増加【Powered by NICT】

Increased recovery of touch DNA evidence using FTA paper compared to conventional collection methods
著者 (3件):
資料名:
巻: 47  ページ: 9-15  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3432A  ISSN: 1752-928X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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テープ持上げとFTAペーパースクレイピング法は,自動車ステアリングホイール(70台)からタッチDNAを収集するための伝統的な二重拭き取りと比較した。タッチDNAは二無菌綿棒を用いて各ハンドル(ランダム化)の左または右側から採取したが,もう一つのサイドが水溶性テープまたはFTAペーパーカードを用いて採取した。DNAは,qPCRを用いた2通りに抽出し,定量化した。定量化可能な量のDNAを法とは無関係で採取した試料(n=140)の100%で検出された。しかし,DNA収集収率は収集法に依存した。DNA収率に統計的有意差はFTA掻き取りと二重スワブ法(p=0.0051)の間で観察され,2倍高い量を収集するFTAペーパーであった。統計解析は二重スワブ法とテープリフティング技術(p=0.21)間のDNA収率で有意差を示さなかった。1ng入力に必要なDNA濃度に基づいて,FTAペーパーを用いて採取した試料の47%が二重拭き取りまたはテープを用いて30%と23%と比較して短鎖縦列反復配列(STR)プロファイルをもたらすことが期待された。さらに,それぞれ二重拭き取りまたはテープを用いて採取した試料の55%と77%が従来のSTRキットのための推奨DNA入力の0.5ngのために十分高いDNA濃度を産生せず,FTAペーパーを用いて採取した試料の35%と比較して,部分的なあるいはプロファイルをもたらすことが期待される。STR分析は,ステアリングホイールから採取したDNAは,運転者であったことを確認するために高濃度試料のサブセットを行った。32試料はDNA量の少なくとも1ng全DNA(濃縮ならば,必要なときに100pg/μl)を選択した。混合STRプロファイルは26試料(88%)で観察されたと最終運転者が29試料(94%)の主要なDNA寄与因子であった。1試料では,最終運転者が小DNA寄与因子であった。過去ドライバの完全STRプロファイルは21試料(69%)について観察され,部分プロファイルは九試料(25%)で観察された;STR解析はテープ(6%)を用いて採取した二試料では失敗した。結論として,著者らはFTAペーパースクレイピング法は従来法と比較して刑事事件においてしばしば遭遇する非多孔性表面上に堆積したタッチDNA証拠から高いDNA収量を収集する可能性を持っていることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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