文献
J-GLOBAL ID:201702245532259622   整理番号:17A0876314

多環式芳香族炭化水素とナフテン酸と油田生産水で培養した2種のメタン生成微生物の速度特性

Dynamics of two methanogenic microbiomes incubated in polycyclic aromatic hydrocarbons, naphthenic acids, and oil field produced water
著者 (3件):
資料名:
巻: 10  号: May  ページ: 10:123 (WEB ONLY)  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:油田生産水(OFPW)は広く世界中で大量に産出されている。OFPW中の有機物質のバイオメタンなどの生物エネルギーへの転換は,持続性への有望な方法の一つである。しかし,ナフテン酸(NAs)や多環式芳香族炭化水素(PAHs)などの複雑な化合物を含んでいるので,OFPWは生物学的分解が難しい。活性な微生物群が多くの石油貯留層中で見出されたが,OFPWで培養したとき,特異な微生物(例えば,都市廃水処理プラントから発するもの)がどう発展するだろうかに関しては少ししか知られていない。結果:この研究では,油とガスプロセス廃水(O&Gスラッジと命名)を処理する実物の嫌気的消化装置(AD)と都市ごみの複数の画分(混合汚泥を略してMSと命名)を処理する実物のAD反応器の2つのソースからメタン生成バイオマスを収穫した。両方をPAHsやNAsやOFPWを与えた複製小宇宙中で培養した。その結果は,14日後にさえ,PAHsやNAs,OFPW供給がメタン発生微生物を急速に変更できることを示したが,全ての培養でO&GスラッジはMSより速く適合した。2種の報告の少ない微生物(好水素メタン発生菌Candidatus methanoregulaと糖分解発酵Kosmotoga)が,PAHsとOFPW小宇宙で支配的であることがわかって,MethanoregulaやMethanosarcina,Methanobacteriumなどのメタン発生菌と協力して,PAHsとOFPWの共生的分解で重要な役割をしそうである。結論:バイオマス源や供給物のタイプ,栄養その変化に応じて,培養中にあるパターンで優位な門は変化した。O&Gバイオマスが環境によって‘前選択’されていたので,油とガス処理排水処理反応器から発したスラッジ(O&G)は都市ゴミ反応器からものより速く適合した。この研究は,生物増強や生物学的浄化などの他の原油廃棄物関連のバイオエンジニアリング研究のためのバイオマス選択の重要性を明らかにする。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
産業廃水処理  ,  微生物代謝産物の生産 

前のページに戻る