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J-GLOBAL ID:201702245607612768   整理番号:17A1486836

コピー数分析に基づくヒト卵巣癌のクローン組成は発癌性変異状態との相互関係を明らかにする【Powered by NICT】

Clonal composition of human ovarian cancer based on copy number analysis reveals a reciprocal relation with oncogenic mutation status
著者 (9件):
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巻: 405  ページ: 22-28  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0606B  ISSN: 0304-3835  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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癌細胞の腫瘍内不均一性はほとんど検討されていない。ここでは,卵巣癌とその生物学的関連性の組成を調べた。全ゲノム一塩基多型アレイはヒト卵巣癌の24ホルマリン固定,パラフィン包埋試料のクローン組成を検出するために適用した。log2比(log2R)とB対立遺伝子頻度(BAF)より構成される全ゲノム分割データは各腫瘍のクローン組成数(CC数)の推定値を計算するために用いた。癌関連遺伝子の体細胞変異プロファイルも次世代シークエンシングによる同じ24試料について測定した。CC数は24癌試料の23に成功裏に推定した。CC数の平均±SD値は1.7±1.1(0 4の範囲)であった。少なくとも1つの遺伝子における体細胞変異は卵巣癌24試料の22で同定された,癌遺伝子KRAS(29.2%),PIK3CA(12.5%),BRAF(8.3%),FGFR2(4.2%),およびJAK2(4.2%)に比べて,腫瘍抑制遺伝子TP53(54.2%),FBXW7(8.3%),PTEN(4.2%)およびRB1(4.2%)を含む変異であった。一つまたはそれ以上の発癌性変異を有する腫瘍はそのような変異(1.0±0.8対2.3±0.9,P=0.0027)を伴わない被験者よりも有意に低いCC数を持っていた,運転者癌遺伝子変異を有する癌は他の変異より不均一であることを示唆した。著者らの結果は,CC数の推定のための確立した方法を用いた卵巣癌における発癌性変異状態とクローン組成間の相互関係を明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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細胞生理一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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