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J-GLOBAL ID:201702245658915550   整理番号:17A0800488

1400°C以上の示差走査熱量計の温度校正用標準物質

Reference material for temperature calibration of differential scanning calorimeters above 1400 °C
著者 (3件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 1547-1554  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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示差走査熱量測定(DSC)用るつぼの製造に一般的に使用される材料の中で,アルミニウム融点(約660°C)以上では,白金るつぼが最良のDSC信号をもたらす。本研究で,1400°C以上のDSC(およびDTA)温度較正のための白金るつぼよりも適合する標準物質候補として,Calcio-かんらん石 Ca2SiO4を評価した。固体-固体α′H→α-Ca2SiO4相転移は1453°Cで起こり,明確な開始温度で大きな吸熱ピークを示し,ヒステリシスが比較的小さく,完全に可逆的であることが判明した。チタナイトおよび透輝石の吸熱ピークは,融解の開始温度の正確な決定を妨げるDSCシグナルのゆっくりした上昇(前融解効果)を示し,一方,Calcio-かんらん石は明確な相転移開始温度を示す。α′H→α相転移におけるベースラインのわずかな変化は,この変換が熱容量のわずかな変化に見られ,CaSi2O4が1400°C以上のDSCエンタルピー較正にも使用できることを示唆している。Ca2SiO4は,α′H→α相転移に加えて他の中間の相も示し,1000°C以下の示差走査熱量計の温度較正について考慮する価値がある。
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分類 (2件):
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分析機器  ,  化学分析一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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