抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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NTTの研究所は,1948年に逓信省の研究所として発足し,特に60年代は自動車電話の研究,コンピュータDIPSの研究など固定電話の次のサービスを視野に置いた研究実用化が始まっている。本稿では1960年代から現在までのR&D戦略を振り返るとともに,NTTの今後の研究開発戦略について概説した。具体的には,1)NTTと研究所の概要と歴史,2)独占の時代-民営化前,1985年まで(共同研究,音声圧縮符号化技術LSP,基礎局配置法,光ファイバー量産法VAD,G3ファクシミリ-),3)競争の時代-民営化後1985~99年(民営化に対する考え方,研究所系企業4社発足,日米貿易摩擦-半導体摩擦と米国からのソフトウェア購入),4)オープン化の時代-再編後,1999~2014年(総合プロデュース機能),5)B2B2Xの時代-2014年~(光コラボレーションとR&D,知財戦略,R&Dのビジョン)などについて述べた。