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J-GLOBAL ID:201702245671688254   整理番号:17A0088677

メタロ-小胞性触媒:小胞性システイン/鉄による酸化的pH切り替え可能触媒作用の媒介

Metallo-vesicular catalysis: A mixture of vesicular cysteine/iron mediates oxidative pH switchable catalysis
著者 (8件):
資料名:
巻: 424  ページ: 181-193  発行年: 2016年12月01日 
JST資料番号: B0605C  ISSN: 1381-1169  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ペルオキシダーゼ酵素に類似しているヘムおよび非ヘム活性中心の設計は,最近重要な注目を浴びている。今回,システイン(Cys)-金属錯体を設計し,小胞性混合物(SDS/DTAB=1:4)中に封入し,pH3時チオニンの塩素化を経由しクロロペルオキシダーゼ(CLP)酵素を模倣した。今回の人工酵素は,pH3時カタラーゼおよびCLPとして,およびpH1時ペルオキシダーゼとして共に振る舞った。各々のpH時のメタロ-小胞性触媒の形状を,動的光散乱により確認し,およびこの形状を,透過型電子顕微鏡分析(TEM)により確認した。pH3時およびpH1時の触媒凝集物の内部構造特性としての異なる流動性を示差走査熱量測定(DSC)により確認した。IR,1Hおよび13C・NMR分光法を,小胞状触媒の構造特性を検討するために用いた。以上の研究により,システイン/鉄(III)中心が多機能性触媒として作用することが分かった。更に,L-Cysの硫黄およびアンモニウム部分が,pH1時金属イオンの存在下相互作用した。しかしながら,アンモニウム側鎖はpH3時カルボキシレート基と置換した。結論としては,今回,pH切替可能な触媒として機能する,明確な小胞性システイン酸塩-Fe3+/2+錯体2種を設計した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の触媒  ,  酵素の応用関連 

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