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J-GLOBAL ID：201702245713801700   整理番号：17A1409226

TMDによる重量床衝撃音の低減効果に関する検討

Study on Reduction Effect of Heavy Weight Floor Impact Sound Using TMD

著者 (2件)： 小林秀彰 (三井住友建設) ,  岩本毅 (三井住友建設)
資料名： 三井住友建設技術研究開発報告(CD-ROM)  (Technical Research Report of Sumitomo Mitsui Construction (CD-ROM))
号： 15  ページ： ROMBUNNO.12  発行年： 2017年 
JST資料番号： S0908C  ISSN： 2432-1818  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 集合住宅で問題視される生活音の重量床衝撃音の対策の1つとして,同調質量ダンパー(TMD)を用いた対策が挙げられる。TMDにより重量床衝撃音を効果的に低減させるには,最適な配置条件を把握することが重要である。本研究では,まず実大スラブの上にTMDを設置した場合の低減効果を確認した。その後,1/3縮尺模型でTMDの種々の配置条件で低減効果に関する検討を行った。その結果,TMDの重量床衝撃音の測定室スラブ対質量比が5%以上であれば,低減効果は5dB以上得られることがわかった。また低減効果は,TMDを振動モードの腹の部分に設置した方が得られやすいことがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ダンパ ,  アクティブ制御 ,  *床衝撃音 ,  *騒音抑制 ,  集合住宅 ,  *コンクリートスラブ ,  実物大試験 ,  模型試験 ,  インピーダンス ,  振動モード ,  *配置設計 ,  質量 ,  鉄筋コンクリート構造
準シソーラス用語： TMD ,  重量床衝撃音

分類 (1件)： 建築物の防音,遮音  (RB01034Y)

引用文献 (6件)：

• 福田優輝ほか:板状集合住宅における重量床衝撃音遮音性能の向上手法に関する研究-その2TMDの効果確認試験-, 日本建築学会大会学術講演梗概集, D-1分冊, pp.249-250, 2016.8
• 田中ひかり, 増田潔:粒状体による床衝撃音の低減に関する検討, 日本建築学会大会学術講演梗概集, D-1分冊, pp.261-262, 2016.8
• 高根裕貴ほか:ダンパ付乾式二重床の床衝撃音遮断性能に関する基礎的検討 その2, 日本建築学会大会学術講演梗概集, D-1分冊, pp.259-260, 2016.8
• JIS A 1418-2:2000, 建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法-第2部:標準重量床衝撃源による方法-
• 松田由利, 橘秀樹, 石井聖光:模型実験による床衝撃音の検討, 音響技術, Vol.6, pp.351-356, 1977.10

タイトルに関連する用語 (3件)： TMD ,  重量床衝撃音 ,  低減効果