文献

J-GLOBAL ID：201702245714025897   整理番号：17A1628180

下水スラッジの代替処理の環境比較:イタリアの事例研究【Powered by NICT】

Environmental comparison of alternative treatments for sewage sludge: An Italian case study

著者 (5件)： Lombardi Lidia (Niccolo Cusano University, via Don Carlo Gnocchi 3, 00166 Rome, Italy) ,  Nocita Cristina (Industrial Engineering Department, University of Florence, via Santa Marta 3, 50139 Firenze, Italy) ,  Bettazzi Elena (G.I.D.A. S.p.A, Via di Baciacavallo 36, 59100 Prato, Italy) ,  Fibbi Donatella (G.I.D.A. S.p.A, Via di Baciacavallo 36, 59100 Prato, Italy) ,  Carnevale Ennio (Industrial Engineering Department, University of Florence, via Santa Marta 3, 50139 Firenze, Italy)
資料名： Waste Management (Kidlington)  (Waste Management (Kidlington))
巻： 69  ページ： 365-376  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0898C  ISSN： 0956-053X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ライフサイクルアセスメント(LCA)は,下水スラッジ処理のための異なる代替案を比較した:土地散布,堆肥化,焼却,埋立と湿式酸化である。LCAのシステム境界は,機械的脱水,代替処理,輸送,および最終的な残留物の処分と回収を含んでいる。システムからの出力として生成した回収された材料の例は,システム境界を拡大する回避された一次生産を含めることにより分離した。影響評価はCML IAベースライン法を用いて計算した。結果は,電力生産と固体残渣回収系を備えた下水スラッジの焼却はカテゴリーヒトへの毒性,淡水水生生態毒性,酸性化と富栄養化の最低影響指標値を収集することを示したが,カテゴリー地球温暖化とオゾン層破壊のときに最高値を示した。地上散布はカテゴリ非生物枯渇,化石燃料の枯渇,地球温暖化,オゾン層破壊,光化学酸化のための最低値を有し,陸上生態毒性と富栄養化の最も高い値を収集した。湿式酸化は最良の指標(陸上生態毒性)と三最悪の(非生物的枯渇,ヒト毒性と淡水水生生態毒性)の一つである。堆肥化プロセスは中間の結果を示した。埋立地は,地球温暖化,光化学酸化と酸性化で最悪の性能を持っている。結果は,目的は,ヒトと生態系毒性に及ぼすスラッジ土壌散布の一般的な方法の効果を減少させ,酸性化と富栄養化に関することであるならば,エネルギー回収を伴う焼却はこれらの指標の環境性能を明らかに改善するが,資源枯渇と地球温暖化の増加は避けられないことを示した。しかし,これらの結論は焼却からの固体残留物の効果的な回収に関連した厳密であり,結果はこの仮定に関して非常に敏感であることが示されている。同様に,湿式酸化プロセス残留物の品質はこの処理の影響を定義するにおいて重要な役割を果たす。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ライフサイクルアセスメント ,  堆肥化 ,  焼却 ,  ヒト ,  酸性化 ,  富栄養化 ,  発電 ,  地球温暖化 ,  *事例研究 ,  埋立地 ,  *下水汚泥 ,  毒性 ,  化石燃料 ,  埋立
準シソーラス用語： 生態毒性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ライフサイクルアセスメント ,  焼却 ,  エネルギー回収 ,  土地の広がり ,  堆肥化 ,  湿式酸化

分類 (2件)： ごみ処理  (SC05030O) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 下水スラッジ ,  代替 ,  環境 ,  イタリア ,  研究