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J-GLOBAL ID:201702245743659667   整理番号:17A0458379

高温度での燃焼煤集合被覆の見かけの放射率

Apparent Emissivity of Combustion Soot Aggregate Coating at High Temperature
著者 (3件):
資料名:
巻: 139  号:ページ: 042701.1-042701.7  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: C0658A  ISSN: 0022-1481  CODEN: JHTRAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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燃焼または燃料の熱分解の間に,煤の合体がしばしば発生する。煤の高温放射特性は,煤特性の理解と熱伝達評価のために重要であるが,高温煤の放射特性に関するデータは,ほとんどない。本研究は,スペクトルおよび全半球放射率測定を用いて,高温煤被覆の見かけ放射率を,実験で調査した。実験では,両端にCu電極を設置した,長さ300mm,厚さ0.25mmのNi基板の両面に,パラフィン火炎により,厚さ30.16μmの煤集合体被覆を付着させ,通電加熱して,表面温度を熱電対で測定し,また走査型電子顕微鏡によって煤層を観測した。平滑Ni基板の煤被覆による,見かけの熱放射への影響は無視できる。基板上の被覆の全半球放射率は,異なる温度における,定常熱量計測法を用いて測定された。煤被覆のスペクトル方向放射率が,室温で波長0.38~16.0μmに対して測定され,温度が438Kから1052Kに増加されるに伴い,全半球放射率が,0.895から0.746に減ることを示した。Ni基板上の煤被覆の全半球放射率は,Ni基板およびNi酸化物膜の値よりも,はるかに高かった。室温で測定されたスペクトル放射率は,波長に関して積分することにより,異なる温度における全半球放射率を理論的に計算するために使用された。全半球放射率の測定値と計算値は類似したが,温度に対する変化は完全に逆であった。この違いの理由は,被覆のスペクトル放射率が,温度の関数であることによる。
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分類 (1件):
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対流・放射熱伝達 
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