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J-GLOBAL ID:201702245776261426   整理番号:17A0633030

ZnOおよびAgナノ粒子のSclerotinia homoeocarpaへの抗菌機構

Antifungal mechanisms of ZnO and Ag nanoparticles to Sclerotinia homoeocarpa
著者 (10件):
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巻: 28  号: 15  ページ: 155101,1-10  発行年: 2017年04月18日 
JST資料番号: W0108A  ISSN: 0957-4484  CODEN: NNOTER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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芝枯れの原因となる標記菌類S.homoeocarpaには多くの殺菌剤が使用されていることから,その多剤耐性菌の出現が問題になっている。本研究では,その耐性S.homoeocarpaに対するZnOナノ粒子(ZnO NPs)(25~400μg/ml)およびAg NPs(5~100μg/ml)などの殺菌活性を調べた。その結果,S.homoeocarpa耐性分離株の増殖は,その耐性度に関わりなくZnO NPs(>200μg/ml),Ag NPs(>25μg/ml),Zn2+イオン(>210μg/ml),およびAg+(>10μg/ml)によって阻害された。その場合,グルタチオンS-トランスフェラーゼおよびスーパーオキシドジスムターゼのようなストレス応答遺伝子の発現が誘導された。更に,Ag NPs処理菌株をRaman分光法で調べると,ストレス応答と考えられる菌糸体の核酸含量増加が観察された。また,ZnO NPsまたはAg NPsによって誘導される亜鉛輸送体(Shzrt1)過剰発現はZnOおよびAgのS.homoeocarpa細胞内蓄積に重要役割を果すものと推定された。Shzrt1を補充した酵母変異体がZnOおよびAgのみならず,Zn2+およびAg+にも高感受性となり,暴露後にZnまたはAg含量の増大を示した。本論文は,植物病原菌類へのZnおよびAg蓄積におけるShzrt1関与についての初の報告である。
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微生物に対する農薬 
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