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J-GLOBAL ID：201702245777083019   整理番号：17A0875345

サイズ無撞着分割量子力学/分子力学法によりモデル化された量子化学的効果を有するカチオン溶媒和【Powered by NICT】

Cation solvation with quantum chemical effects modeled by a size-consistent multi-partitioning quantum mechanics/molecular mechanics method

著者 (6件)： Watanabe Hiroshi C. (Research Center for Advanced Science and Technology, The University of Tokyo, 4-6-1 Komaba, Meguro-ku, Tokyo 153-8904, Japan. [e-mail]) ,  Kubillus Maximilian ,  Kubar Tomas ,  Stach Robert ,  Mizaikoff Boris ,  Ishikita Hiroshi
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 27  ページ： 17985-17997  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 凝縮相では,多体効果と分子間電荷ゆらぎのような量子化学的性質は溶媒和構造と動力学の重要な決定因子である。,量子力学(QM)分子記述はこれらの特性を組み込むために両溶質と溶媒に必要である。しかし,QMポテンシャルを適合させるとき,十分な規模の凝縮系の分子動力学(MD)シミュレーションを行うために挑戦的である。この問題を克服するために,著者らは最近,サイズ無撞着多重分割(SCMP)量子力学/分子力学(QM/MM)法を開発し,安定で正確なMDシミュレーションを実現し,ベンチマークシステムへのQMポテンシャルを用いた。本研究では,SCMP法の最初の適用として,ナノ秒スケールサンプリングに基づくNa~+,K+-~+,Ca~2+溶液の構造と動力学,従来のQMベースサンプリングのそれより100倍長いサンプリングを調べた。さらに,二つの動的特性,拡散係数と差スペクトル,高い統計的確実性を評価した。さらにこれらの特性の計算は,従来のQM/MM枠内で可能されていない。解析に基づいて,著者らは量子化学溶媒和効果,カチオン間の明確な差を示すを定量的に評価した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： カチオン ,  *溶媒和 ,  *分子内力学 ,  *計算機シミュレーション ,  ナトリウム化合物 ,  *金属イオン ,  カリウム化合物 ,  カルシウム化合物 ,  水溶液
準シソーラス用語： カリウムイオン ,  カルシウムイオン ,  ナトリウムイオン ,  *水和構造 ,  *分子動力学シミュレーション ,  *量子力学/分子力学法

分類 (1件)： 電解質水溶液  (CB05020K)

タイトルに関連する用語 (8件)： サイズ ,  無撞着 ,  量子力学 ,  分子力学法 ,  モデル ,  量子化学 ,  カチオン ,  溶媒和