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J-GLOBAL ID：201702245798012912   整理番号：17A0482265

歯科用ユニット水ライン用の生態学的に適切な異種混合型バイオフィルムモデルの開発

Developing an ecologically relevant heterogeneous biofilm model for dental-unit waterlines

著者 (8件)： LAL Sham (Univ. Central Lancashire, Preston, GBR) ,  LAL Sham (Shah Abdul Latif Univ., Khairpur, PAK) ,  PEARCE Mark (Univ. Central Lancashire, Preston, GBR) ,  ACHILLES-DAY Undine E. M. (Bournemouth Univ., Poole, GBR) ,  DAY John G. (Scottish Assoc. for Marine Sci. (SAMS), Oban, GBR) ,  MORTON L. H. Glyn (Univ. Central Lancashire, Preston, GBR) ,  CREAN St. John (Univ. Central Lancashire, Preston, GBR) ,  SINGHRAO Sim K. (Univ. Central Lancashire, Preston, GBR)
資料名： Biofouling  (Biofouling)
巻： 33  号： 1-2  ページ： 75-87  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： T0718A  ISSN： 0892-7014  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,歯科用ユニット水ラインの排水管内に形成された異種混合型バイオフィルムから培養された微生物の多様性を910日間モニターした。二日目までに水の出口に細菌数が,水ラインシステムの汚染が発生したことを示した。14日後に,歯科用の水ラインの汚染と匹敵するほどの,細菌,菌,ならびに,アメーバから成るバイオフィルムが形成された。これは,市販の水ラインの管の内側表面に施された銀被覆が,バイオフィルムの形成を防ぐのに失敗したことを示した。分離した培養可能な微生物の分子バーコーディングは,バイオフィルム内に,日和見の原因体のレジオネラ菌を含む,或る程度多様な分類の菌の存在を示した。汚染する微生物の分離と同定に使用されるシステムは,バイオフィルム内の生物の多様性を過小評価する可能性があるが,歯科の環境に見られたものとの類似性は,このシステムを将来の殺生物剤の試験用の有望なテストベッドにする。

シソーラス用語： 歯科学 ,  *排水管 ,  *生物膜 ,  Legionella pneumophila ,  *歯科医
準シソーラス用語： 生物膜形成

分類 (2件)： 微生物学(ウイルス以外)一般  (EG03010C) ,  歯科学一般  (GT01010D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 歯科 ,  水 ,  生態 ,  バイオフィルム ,  モデル ,  開発