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J-GLOBAL ID:201702245837180497   整理番号:17A0483119

Kinectを利用した演奏動作検出によるドラム練習支援システムの提案

著者 (3件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 32-43(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: L2602A  ISSN: 1341-4135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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著者らは以前に教則本の写真や映像などを参考に一人でドラムの練習をする場合に,客観的に自身の演奏フォームを判断できるドラム練習支援システムD-Learningを開発した。本論文では,1)多様な演奏フォームへの対応,2)スキル状態の客観化,3)楽曲と対応したスキル検出と提示,4)Kinectの計測ノイズによる誤判定への対処を検討し,次のようなD-Learningの実装アプローチを示した。本システムでは演奏対象の楽曲と練習の模範となる演奏者の動作を教則データとし,1)のためにKinectで記録した模範者の関節座標データを保持する枠組みとした。また,ドラム演奏では脇や腕の開き方の違いがフォームの違いとして現れるので,最小単位10-3mとして取得した関節の空間座標から角度データを求めて2)を可能にした。学習者と教則データの演奏時の関節の角度は完全に一致することはないので,角度の違いの度合いを段階的に定義したスキルモデルで表現し,譜面上にスキルモデルを可視化することで3)を実現した。さらに,4)に対応するためにローパスフィルタ処理で振幅の大きな波形を除去し,関節に対応したグラフを表示して教則データと学習者データを比較できるようにした。動作検証によってドラム練習システムとしての有用性を確かめた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (3件):
分類
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入出力装置  ,  人間機械系  ,  楽器音響 
引用文献 (23件):
  • (1) 西村健次,松原周信:“ドラム演奏におけるスティックワーク構造の特徴”,京都府立大学学術報告「人間環境学・農学」,Vol. 59, pp. 1-9 (2007)
  • (2) 菅沼孝三:“ドラム上達100の裏ワザ-知ってトクする効果的な練習法&ヒント集-”,リットーミュージック,東京 (2006)
  • (3) 山本雄一:“目で見て確認DVDドラム”,リットーミュージック,東京(2005)
  • (4) “DVD&CD付 これからはじめる!!ドラム入門-これだけは知っておきたいすべてが見て叩ける-”,ドレミ楽譜出版社,東京(2007)
  • (5) Zhang, Z.: “Microsoft Kinect Sensor and Its Effect”, Journal of IEEE MultiMedia, Vol. 19, No. 2, pp. 4-12 (2012)
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