抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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コールドスプレー(CS)法は,粒子を溶融させることなく固相状態のまま成膜する点で従来の溶射と異なり,以下の利点を有する。1)大気中で緻密な皮膜が施工可能,2)酸化,熱影響,および熱応力の制御が可能,3)厚膜(数十cmオーダー)の施工が可能,4)圧縮残留応力の皮膜が施工できる,5)装置が比較的コンパクトにできる,等である。コールドスプレー法は,低圧型(<1MPa)と高圧型(1MPa~5MPa)に大別されている。本稿では,高圧型コールドスプレーによる高強度材料である高炭素鋼に対する成膜の可能性,および低圧型コールドスプレーによるセラミックス材料TiO<sub>2</sub>の成膜ならびにポリマー材料である超高分子量ポリエチレン成膜に関する検討例を紹介する。