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J-GLOBAL ID：201702245877136764   整理番号：17A1945839

位相シフトキーイングとしてのバイナリマスク

著者 (1件)： 太刀岡勇気 (デンソーアイティーラボラトリ)
資料名： 信号処理シンポジウム講演論文集(CD-ROM)  (信号処理シンポジウム(CD-ROM))
巻： 32nd  ページ： ROMBUNNO.B2-3  発行年： 2017年 
JST資料番号： F1687A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： バイナリマスク法は,時間周波数平面上のスペクトルに対して,各時間周波数ビンでの2マイクの位相差から求められる到来方向に基づき,目的音に1,ノイズに0を与えるようなバイナリマスクを構成し,ノイズを抑圧する方法である。これは目的音の存在確率に基づく理想バイナリマスクを,位相差にエンコードし,それを到来方向にデコードしてマスクを推定する問題であると考えると,位相シフトキーイングの問題として,通信理論的解釈を行うことができる。それにより,受信信号からマスクを推定した場合のマスクのエントロピーを信号対雑音比,到来方向,許容角度の関数として数値的に求められることが分かった。音声とガウスノイズを用いた実験により妥当性を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： 音声処理 ,  *騒音抑制 ,  *PSK【信号】 ,  フォトマスク ,  周波数 ,  *マイクロホン ,  方向 ,  雑音低減 ,  通信理論 ,  エントロピー
準シソーラス用語： バイナリマスク ,  *位相シフトキーイング ,  位相差 ,  時間周波数 ,  到来方向

分類 (2件)： 音響信号処理  (BB03050C) ,  音声処理  (JE05000E)

タイトルに関連する用語 (2件)： 位相シフトキーイング ,  バイナリマスク