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J-GLOBAL ID:201702245880471216   整理番号:17A0573694

X線光電子分光分析およびトライボ腐食挙動により調査された整形外科応用のためのイオン窒化CoCrMo合金

Ion Nitriding CoCrMo Alloy for Orthopedic Applications Studied by X-Ray Photoelectron Spectroscopy Analysis and Tribocorrosion Behavior
著者 (4件):
資料名:
巻: 139  号:ページ: 011104.1-011104.7  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: B0901A  ISSN: 0742-4787  CODEN: JOTRE9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,医用インプラント材料として使用される,鍛造CoCrMo合金(ISO 5832-12)の,イオン窒化層の組成が,SEMとXPSを用いて分析された。トライボ腐食は,牛血漿の25%溶液中で調査された。実験には,ユニバーサルトライボメータ(UTMT,TypeII),XPS,およびプロファイロメータを用いた。評価試験結果は,イオン窒化層中で形成された,CrN相およびCr2N相の存在を明らかにした。CrN相の含有量は約70.2%で,Cr2相の量は29.8%であった。腐食ポテンシャル(Ecorr)は,イオン窒化標本で約-310mV,無処理標本では-820mVであった。トライボ腐食条件で,各種印加荷重下で,無処理標本の摩擦係数は,窒化標本の値よりも低かった。同一荷重下で,イオン窒化標本の電流密度は,無処理標本の値よりも高かった。またイオン窒化標本の,全質量損と機械摩耗による質量損の比(KtotとKw)は,無処理標本の値よりも低く,良好なトライボ腐食抵抗を示した。イオン窒化標本の,腐食による質量損と機械摩耗による質量損の比(Kc/Kw)は,3種類の試験荷重下で,0.1から1の間にあり,磨耗が腐食により制御されることを示した。
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分類 (1件):
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潤滑一般 

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