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J-GLOBAL ID:201702245899049175   整理番号:17A0868082

中央に位置する高度に電子不足のジシアノキノジメタンまたはテトラシアノブタジエン電子受容体を持つトリフェニルアミンBODIPYから誘導されたトリアドにおける超高速電荷分離【Powered by NICT】

Ultrafast Charge-Separation in Triphenylamine-BODIPY-Derived Triads Carrying Centrally Positioned, Highly Electron-Deficient, Dicyanoquinodimethane or Tetracyanobutadiene Electron-Acceptors
著者 (4件):
資料名:
巻: 23  号: 38  ページ: 9192-9200  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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新しい一連のトリフェニルアミン(TPA)置換BODIPY1~3を設計し,Pd触媒によるSonogashira交差カップリング及び[2+2]環状付加-逆電子環化反応で,良好な収率で合成した。この方法により,TPA-BODIPY系の中央に位置する,高電子不足テチラシアノブタジエン(TCBD)またはジシアノキノジメタン(DCNQ)電子アクセプタ単位を得た。結果として,フォトニックおよび電子的性質の顕著な変動が観察された。3の場合における強い電荷移動型吸収に加えて,トリアド2および3は赤方偏移吸収を示した。電気化学的研究は,TPA,TCBDまたはDCNQとBODIPYを含む多重酸化還元プロセスを明らかにした。幾何学的構造と電子構造を明らかにするためにB3LYP/6-31G**レベルで,計算機研究を行った。トリアド2および3に確立されたエネルギー準位図は11BODIPY*からの光誘起電荷分離が熱力学的に可能であることを明らかにした。加えて,TPAから,2におけるTCBDと3におけるDCNQにへの電荷移動も可能であった。これらの電荷移動機構を時間分解発光及びフェムト秒過渡吸収研究を,極性の異なる溶媒を用いて行った光化学的研究により確認した。超高速電荷分離は,これらの近接した強く相互に作用するトリアドにおいて証明されている。電荷分離状態は3BODIPY*を占有することなく基底状態に戻った。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
分類
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非金属の錯体  ,  ピロール  ,  芳香族単環アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム  ,  アルケン  ,  脂肪族ニトリル・イソシアニド 
物質索引 (4件):
物質索引
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