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J-GLOBAL ID:201702245905211467   整理番号:17A2000812

妊娠糖尿病におけるIL-37と38シグナル伝達【Powered by NICT】

IL-37 and 38 signalling in gestational diabetes
著者 (9件):
資料名:
巻: 124  ページ: 8-14  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0140A  ISSN: 0165-0378  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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妊娠糖尿病(GDM)は世界中の臨床課題である。炎症は,GDMの病因に寄与する,正確な機構は明らかにされていない。IL-37と38は自己免疫において重要な役割を果たしているが,GDMの発展におけるそれらの役割は不明である。病理組織・免疫組織化学を用いて,さい帯動脈の厚さ,胎盤じゅう毛膜じゅう毛内の毛細血管の面積,およびIL-37/38の産生を測定した。GDMと非GMDからIL-37/IL-38の胎盤m RNAはqRT-PCRを用いて測定した。血清IL-37/IL38レベルを評価し,ELISAを用いてした。IL-37は,GDM女性から胎盤(P<0.05),臍動脈(P<0.05),臍静脈(P<0.05)のじゅう毛膜じゅう毛における49%,48%または57%を減少させ,それぞれ,非GDM女性からのそれと比較した。とは対照的に,IL-38は,GDM女性からじゅう毛膜じゅう毛(P<0.01),臍動脈(P<0.05),臍静脈(P<0.05)における3.3年,2.6年,あるいは2.6倍に増加し,それぞれ,非GDM女性からのそれと比較した。GDM胎盤または血清中IL-37は~52%または33%減少し,非GDM被験者からのものと比較したGDM胎盤または血清中のIL-38は1.6倍または1.3倍に増加したが,非GDMからのものと比較した。著者らのデータは,IL-37は,GDMの開発から妊婦を保護することを示唆した。じゅう毛膜じゅう毛と臍帯で産生されたIL-38は,GDMの発達過程における局所炎症への応答であろう。このような調節不全微小環境は免疫介在性機構を介してGDMの開発に寄与するであろう。これらのデータは,GDMに対する介入のための有用な情報を提供するかもしれない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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婦人科疾患,妊産婦の疾患  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
タイトルに関連する用語 (2件):
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