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J-GLOBAL ID:201702245919026507   整理番号:17A0500398

Cu(I)含有イオン液体を利用したCOの吸収と分離に関する赤外分光研究

Infrared spectroscopic study of absorption and separation of CO using copper(i)-containing ionic liquids
著者 (4件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 2821-2828  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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銅(I)含有イオン液体[Cnmim][CuX2](Cnmim=1-アルキル-3-メチルイミダゾリウム,n=2,4,6,X=Cl,Br,I)による一酸化炭素の吸収が,in situ高圧赤外分光法を利用して調べられた。それぞれのイオン液体で,2075-2090cm-1の領域でのν(CO)のバンドの観察が,[Cu(CO)X2]-と帰属されるCu(I)モノカルボニル錯体の形成を示唆する。この成長速度とν(CO)吸収の平衡は,印加したCOの圧力に依存する。COの結合は可逆的で,完全な脱離が100°C以上の加熱によって急速に生じ,液体は多重ガス吸収/脱離サイクルで頑強性を示した。一連の[C6mim][CuX2塩でのCOの吸着能の大きさは,Cl≧Br≫Iの順である。CO/H2とCO/N2のガス混合物からのCOの選択的吸収が,ガスの吸収と脱離後のヘッドスペースのCO含量の変化の測定によって実証される。[C6mim][CuCl2]を用いるときの単一吸収-ベント-脱離サイクルは,1:1のCO/N2の混合物からはじめて約95%のCO含有ガスを与え,4:1のCO/N2の混合物から約98%のCOに増加する。このことは,低温蒸留による分離を妨げるCOとN2の類似する沸点を考慮して特に有望である。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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第11族,第12族元素の錯体  ,  融解塩  ,  その他の分離法 
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