文献
J-GLOBAL ID:201702245923031378   整理番号:17A1487134

グアニル酸シクラーゼイソ型1を介して一酸化窒素/cGMPシグナル伝達はマウスの体性感覚皮質におけるグルタミン酸とGABA放出を調節する【Powered by NICT】

Nitric oxide/cGMP signaling via guanylyl cyclase isoform 1 modulates glutamate and GABA release in somatosensory cortex of mice
著者 (4件):
資料名:
巻: 360  ページ: 180-189  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0919A  ISSN: 0306-4522  CODEN: NRSCDN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
海馬では,二グアニリルシクラーゼ(NO GC1とNO GC2)はシナプス伝達に対する一酸化窒素(NO)の効果の伝達に関与している。しかし,シナプス伝達に対するNO GCイソ型のそれぞれの役割は,脳の他の領域では明らかではない。本研究では,NO GC1イソ型(NO GC1 KO)を欠損するノックアウトマウスを用いた体性感覚皮質のII/III層錐体ニューロンにおけるグルタミン酸作動性およびGABA作動性神経伝達におけるその役割を解析した。NO GC1KOスライスを誘発信号の微小興奮性および抑制性シナプス後電流,増加した対パルス比と減少した入力-出力曲線の周波数低下,NO GC1KOマウスにおけるグルタミン酸とGABA放出の減少を示したことを明らかにした。cGMP類似体8Br PET cGMPと逆に,WT切片におけるNO GC阻害剤ODQにより模倣によるWT様レベルに救済されたNO GC1KOマウスにおける機能的変化はcGMPの欠如によるものであった。cGMPターゲットの探索において,二遮断薬過分極活性化環状ヌクレオチド依存性(HCN)チャンネル(ZD7288とDK AH269)はWT NO GC1KOマウスシナプス前cGMPの可能なエフェクターとしてのグルタミン酸放出確率を高めるHCNチャネルを示唆するレベルにグルタミン酸放出を減少させた。シナプス後NMDA受容体を遮断することにより,NMDA受容体依存性NOシグナルはシナプス前GABA放出に対するNO GC1の影響に関連していることが示された。注目すべきことに,個々のシナプスでグルタミン酸作動性およびGABA作動性入力の間のバランスは,NO GC1KOマウスで変化しなかった。要約すると,著者らの結果は,体性感覚皮質における個々のシナプスにおける抑制性および興奮性入力を調整するシナプス前局在NO GC1により生成されたcGMPの役割を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  細胞生理一般 

前のページに戻る